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親鸞 -- 救済原理としての絶対他力
著者 釈徹宗=Shaku, Tesshu
出版年月日2010.09.20
ページ136
出版者佼成出版社=Kosei shuppan
出版サイト http://www.kosei-shuppan.co.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
ノート構築された仏教思想シリーズ
抄録釈尊以来の「私が仏になる」という仏教の教えを、「仏が私を救う」へと大きく転換させた法然。親鸞は、師法然の他力思想に帰依しながらも、自らの罪業を凝視して「私だけは救われまい…」と絶望する。「救いと絶望の同居」という矛盾を抱え続けた親鸞の多数の著作から、その思想の核心と人物像の魅力を読み解く。気鋭の比較宗教学研究者であり浄土真宗の僧侶でもある著者による、中級向けの親鸞思想解説書。『不干斎ハビアン──神も仏も棄てた宗教者』(新潮選書)など話題本の執筆者による一冊。『歎異抄』だけでなく、親鸞聖人が著された多くの著作に言及しながらその思想を多角的に論じている。一気に読み通せる薄手の136ページ。

目次
まえがき
第一章 浄土仏教とは何か
1 念仏という宗教的実践
2 大乗仏教における救済と阿弥陀仏
3 浄土へ往生して成仏する
4 阿弥陀仏による受容と自己の相対化
5 仏教の〈極北〉としての浄土仏教
6 日本で成熟した浄土仏教
第二章 親鸞の原風景
1 不明部分の多い親鸞の生涯
2 一念と多念
3 親鸞は一念義か?
4 所行派と能行派
5 仏に背き続ける自己
6 流罪
7 稲田での生活と突然の帰京
8 善鸞義絶、そして往生
第三章 親鸞思想の特性
1 三願転入と隠顕
2 二双四重判と真仮偽判
3 〈改読〉から見る親鸞の実存
4 親鸞思想の中軸──二種深信
5 「教信こそわが理想」
6 信行両座・信心諍論と神祇不拝
7 なぜ『教行証文類』は書かれたのか?
8 親鸞における〈身体性〉
第四章 はからいなき地平へ
1 究竟の他力仏教
2 義なきを義とする
3 現生正定聚と還相廻向
4 悪人正機と悪人正因
5 「称」=「聞」=「信」
あとがき
ISBN9784333024605
ヒット数585
作成日2011.01.04
更新日期2011.01.04



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