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中国唯識思想史研究 : 玄奘と唯識学派
著者 吉村誠 =Yoshimura, Makoto
出版年月日2013.09
ページ523
出版者大藏出版
出版サイト http://www.daizoshuppan.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
抄録第1篇では、玄奘が中国で最初に学んだ摂論学派の教理を、先行する地論学派のものとあわせて検討する。玄奘はこれらの教理を学ぶ中でインドへ旅立つ決意をしたが、その具体的な動機を探る。

第2篇では、最初に玄奘の仏典翻訳には瑜伽行派の三転法輪説に基づく意図があったことを指摘し、続いて玄奘の弟子たち(唯識学派)の著作を比較する中で、玄奘自身の思想を浮かび上がらせる。特に、東アジア全体に波及して論争を巻き起こすことになる五姓各別説、仏性説、一乗説などを採り上げる。
目次 緒言/凡例
総論
 第1章 中国唯識諸学派の展開
 第2章 中国唯識諸学派の称呼

本論
第1篇 玄奘の修学と地論・摂論学派の教学
 第1章 摂論学派における玄奘の位置
 第2章 地論学派の心識説
 第3章 摂論学派の心識説
 第4章 摂論学派の三性三無性説
 第5章 摂論学派の九識説
  Ⅰ 真諦の阿摩羅識説と摂論学派の九識説
  Ⅱ 三論文献に見られる摂論学派の九識説
  Ⅲ 天台文献に見られる摂論学派の九識説

第2篇 玄奘の翻訳と唯識学派の形成
 第1章 唯識学派の三転法輪説
  Ⅰ 玄奘の大乗観と三転法輪説
  Ⅱ 唯識学派における三転法輪説の解釈
 第2章 唯識学派の一乗観
  Ⅰ 唯識経論における「一乗」の観念
  Ⅱ 唯識学派における「一乗」の解釈
 第3章 唯識学派の仏性観
  Ⅰ 五姓各別説
  Ⅱ 理行二仏性説
 第4章 唯識学派の心識説
  Ⅰ 種子説
  Ⅱ 熏習説
 第5章 唯識学派と仏性論争
 初出一覧/後記/索引/英文目次
ISBN9784804305868 (精)
ヒット数459
作成日2014.08.21



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