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佛説安般守意經・新出安般經における「四解依」の解明=A Study of Sijieyi 四解依 in the Anban shouyi jing T602 and the Newly-Found Kongo-ji Anban shouyi jing
著者 洪鴻栄 (著)=Hung, Hung-lung (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.58 n.3 (總號=n.121)
出版年月日2010.03
ページ1272 - 1278
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語英文=English; 日文=Japanese
ノートAuthor: Assistant Professor, Dharma Drum Buddhist College, Taiwan
キーワードAn Shigao; Anban Shouyi Jing; Sijieyi; 四解依; Abhidharma
抄録「四無碍解」(または「四無碍辯」)とは法無碍解,義無碍解,詞無碍解及び辯無碍解のことで,その典拠に関して第一類・法→義→詞→辯の順番と第二類・義→法→詞→辯の順番との二種類がある.前者は毘曇(論)に属する類であり,後者は経に属する類である.しかし,南伝・パーリ語系の経・論には殆どは,第二類の類に属するものである.いっぽう,北伝・漢訳語系の経には前述した二種類とも見られるが,論には殆どは第一類・法→義→詞→辯という順番を取るものである.『新出安般経』の「四解依」(すなわち四無碍解)とは,法解→利解→分別投解→辯才博解のことで,その用語と順番から,北伝の論典,すなわち阿毘達磨に属するものと判断できる.『佛説大安般守意経』における「四依解」の文は,断片的で難解なものでありながらも,幾つかのキーワードによって『新出安般経』の「四解依」の文と対照して新たに考察することができる.その結果,この段の文は『新出安般経』の「四解依」を解釈したものであると推定できる.結論として,この二つの経は大・小安般経の関係をもつ証拠にもなる.『新出安般経』における「四解依」の文は,次のごとくである.「彼如應有諦.從世間法行有亦法世間著.是色陰種…得明慧不漏.是名爲辯才博解.道依如是.是四解依.是時行倶行」『金剛寺一切経の基礎的研究と新出仏典の研究』p.191,line230-p.192,line242『佛説大安般守意経』における「四解依」の文を次に示す.「從諦念法意著法中.從諦念法意著所念.…見陰受者為受五陰.有入者為入五陰中.因有生死陰者為受正.正者道白正.但営為自正心耳.」(T15,no.602,p.169,a9-b3)
目次Introduction 1272
What Buddhist system do the CP belong to ? 1272
Does DABSYJ really correspond with K-ABSYJ? 1272
Analysis the CP in K-ABSYJ 1273
Comparsion of the CP between K-ABSYJ and DABSYJ 1275
The meaning of suo・ben ・zheng (所 ・本 ・正 )of DABSYJ 1277
Conclusion 1278
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
ヒット数267
作成日2015.06.30
更新日期2022.05.24



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