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DipamkarasrijnanaのEkasmrtyupadesaと彼のNagarjuna観=On the Ekasmrtyupadesa of Dipamkarasrijnana and His View on Nagarjuna
著者 望月海慧 (著)=Mochizuki, Kaie (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.63 n.3 (總號=n.136)
出版年月日2015.03
ページ1307 - 1314
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語英文=English
キーワードDipamkarasrijnana; Atisa; Ekasmrtyupadesa; Ratnakarandoghata; Nagarjuna
抄録チベット大蔵経のテンギュル「中観部」にはDipamkarasrijnanaの小論が多く収録されており,Ekasmrtyupadesaもその一つである.ただし,彼のSatyadvayavataraと大小のMadhyamakopadesaとともに他の小論に先行して収録されている.その内容は,中観の教義を論じるものではなく,大灌頂を受けていない者に般若と方便の所作を示すものである.この小論ではNagarjunaのBodhicittavivaranaとKudrstinirghatanaが引用される.これらの引用は,彼のRatnakarandoghataにも見られ,テンギュル内の配置も含め,両者に関係があったことがわかる.Kudrstinirghatanaは,彼と同時代のAdvayavajraの著作としても知られているが,Mulapattisamgrahaと同じく,彼はAdvayavajraの著作と認識していない.Bodhicittavivaranaは,彼の著作において最も頻繁に言及されるNagarjunaの著書である.Mulamadhyamakakarikaよりも多く依拠するのは,彼の大著であるBodhimargadipapanjikaやRatnakarandoghataにおいて菩提心が論じられているからである.それだけではなく,RatnakarandoghataにおけるNagarjunaの著書分類に見られるように,彼の認識するNagarjunaは無自性論者としてのものだけではなく,菩提心論者あるいは密教論者にも及ぶものである.
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
ヒット数346
作成日2015.10.01
更新日期2019.05.29



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