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親鸞の行信における「乃至一念」の意義
著者 常塚勇哲 (著)=Tsunezuka, Yutetsu (au.)
出版年月日2021.03.18
ページ228
出版者大谷大学
出版サイト https://www.otani.ac.jp/
出版地京都, 日本 [Kyoto, Japan]
資料の種類博碩士論文=Thesis and Dissertation
言語日文=Japanese
学位博士
学校大谷大学
学部・学科名真宗学専攻
卒業年2020
キーワード十念相続; 乃至一念; 親鸞; 法然
目次凡例 1
目次 4
序章―問題の所在―
第一節 本論文の根本課題―親鸞の仏道における「一回性」と「相続性」の課題― 9
第二節 本論文の視点― 親鸞の仏道における「乃至一念」 12
第三節 本論文の構成 16
第一章 法然における「乃至一念」の意義
緒言 25
第一節 法然の「選択本願念仏」の開顕 27
第二節 法然における「乃至一念」の意義―『選択集』を中心に―
第一項 「本願章」における「乃至」―「平等の慈悲」の顕現― 33
第二項 「利益章」における「乃至一念」の意義―絶対の一念と方便の課題― 37
第三節 一念多念の諍論―「一回性」と「相続性」の混乱の本質― 46
小結 50
第二章 「選択本願の行信」の内実―「行信」の「一念」に実現する摂取不捨の自覚―
緒言 56
第一節 大行―「諸仏称名の願」とその成就―
第一項 大行の根本原理―「諸仏称名の願」という名称の意義― 57
第二項 「功徳」の成就―「諸仏称名の願」実現の二側面― 65
第二節 大信―「至心信楽の願」とその成就―
第一項 信巻開顕の課題と視座―「別序」と『論註』「讃嘆門釈」の注目を通して― 72
第二項 「至心信楽の願」とその成就―三心一心問答概略― 81
第三節 行信の一念の自覚―「一心一行」に実現する摂取不捨の自覚― 96
小結 104
第三章 親鸞の「行」の課題における「乃至一念」の意義―行における「一回性」と「相続性」― 緒言 116
第一節 「行の一念」の「顕開」―「選択易行の至極」の「一回性」の意義― 118
第二節 「行」の課題における「乃至」の意義―「一多包容の言」― 122
第三節 「乃至」に「包容」される「多」の課題―「方便の御誓願」の意義― 127
第四節 『安楽集』「十念相続」注目の意義―親鸞の「十念」観― 135
小結 140
第四章 親鸞の「信」の課題における「乃至一念」の意義―信における「一回性」と「相続性」―
緒言 147
第一節 信楽の一念の顕彰―「聞」に実現する「時剋の極促」と「広大難思の慶心」―
第一項 「信一念釈」の位置づけ 149
第二項 信楽の一念の二側面―「時剋の極促」と「広大難思の慶心」― 153
第三項 「聞」の内実―「信」の課題における「一回性」の本質― 161
第二節 「信」の課題における「乃至」の意義― 「多少之言を摂する也」―第一項 坂東本「多少之言を摂する也」の意義 166
第二項 「信一念釈」から「唯除五逆誹謗正法」への展開―悲歎述懐と「夫れ」に注目して― 176
第三節 「信」の課題における「相続」の内実―衆生における「多少」の関心と「十念相続」―
第一項 衆生における罪の構造―「八番問答」における「五逆罪」と「誹謗正法」― 182
第二項 他力の「実体化」の課題と仏道の歩み―本願成就の仏道における「多少」と「十念相続」― 186
小結 202
結章
第一節 親鸞の仏道における「一回性」と「相続性」の意義―「聞」の仏道― 215
第二節 今後の課題 216
参考辞典・参考文献・参考論文 219
ヒット数289
作成日2023.03.29
更新日期2023.03.29



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