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律蔵における四波羅夷法経分別の研究=A Study on the Vibhaṅgas of the four Pārājika offenses in the Vinayapiṭaka
著者 李薇 (著)=Li, Wei (au.)
出版年月日2018.01.18
ページ350
出版者花園大学
出版サイト https://www.hanazono.ac.jp/
出版地京都, 日本 [Kyoto, Japan]
資料の種類博碩士論文=Thesis and Dissertation
言語日文=Japanese
学位博士
学校花園大学
指導教官佐々木閑
卒業年2017
目次序 3
1 問題の所在 3
2 先行研究の概観 5
3 研究方法 6
4 研究の概要 7
第1章 第一波羅夷法 婬戒 13
1.1 各律にみられる婬戒経分別の構造 13
1.1.1 因縁譚及び条文 13
1.1.2 跋耆子比丘の因縁譚 16
1.1.3 条文解釈 20
1.1.4 不犯の表現 24
1.2 『摩訶僧祇律』因縁譚の特殊性 25
1.2.1 『摩訶僧祇律』の因縁譚の紹介 26
1.2.2 難提の話の考察 35
1.2.3 他の因縁譚について 44
1.2.4 小結 63
1.3 第1章の結論 64
第2章 第二波羅夷法 偸盗戒 67
2.1 因縁譚及び条文 67
2.2 条文解釈における盗物の分類 74
2.3 「一パーダ」と「五マーサカ」をめぐって 79
2.4 条文にある「王」と「大臣」の考察 89
2.5 『摩訶僧祇律』条文の「隨盜物」について 97
2.6 『摩訶僧祇律』特有の条文解釈—「分斉」 104
2.6.1 「分斉」部分の内容 105
2.6.2 「分斉」の分類部分が新しい可能性 109
2.6.3 小結 127
2.7 第2章の結論 128
第3章 第三波羅夷法 断人命戒 133
3.1 因縁譚及び条文 133
3.2 「根本説一切有部律」因縁譚について 136
3.3 条文における「彼因是死」について 140
3.4 断人命戒と自殺 144
3.4.1 条文には自殺が含まれるか 148
3.4.2 投身事例から見る六部広律の新古 166
3.5 第3章の結論 180
第4章 第四波羅夷法 妄説得上人法戒 185
4.1 因縁譚及び条文 185
4.2 条文解釈 189
4.3 因縁譚における「大賊」 199
4.3.1 第一大賊の記述 213
4.3.2 『十誦律』の大賊の記述について 217
4.4 第4章の結論 223
第5章 各律の判定事例集(Vinītaka) 227
5.1 判例集に関する先行研究 230
5.2 各律判例集の重複事例 236
5.3 『十誦律』の判例集にある「狂心・亂心」の解釈 244
5.4 第5章の結論 257
結論 263
ABSTRACT 269
附録 277
1 各律の判例集の重複事例 277
2 長老が判定する事例 296
略号表 335
参考文献 337
ヒット数302
作成日2023.04.10
更新日期2023.04.10



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