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法然上人「十七条御法語」の研究:伝承と展開の背景=Honen’s “Seventeen-Article Words”, The Background of its Transmission and Development
著者 長尾隆寛 (著)=Nagao, Ryukan (au.)
出版年月日2015.03.16
ページ269
出版者大正大学
出版サイト https://www.tais.ac.jp/
資料の種類博碩士論文=Thesis and Dissertation
言語日文=Japanese
学位博士
学部・学科名大学院仏教学研究科仏教学専攻
卒業年2014
キーワード長尾隆寛上人; 隆寛; 博士論文; 論文; 大正大学; 十七条法語
目次目次
凡例 ⅰ
目次 ⅱ
序論 一
一、研究の目的 一
二、研究の回顧―御法語研究の課題と現状― 一
①法然遺文集の書誌的整理―『西方指南抄』を中心に― 二
②御法語の真偽について 九
③御法語の伝承について 九
三、研究方法 一一
四、本論の概要 一二
第一章「十七条御法語」とは 一九
第一節「十七条御法語」をめぐる諸問題 一九
第一項題名について 一九
第二項説示順序及び内容について 二三
第二節「十七条御法語」の概要と伝承系統 二三
第一項「十七条御法語」の概要 二四
第二項「十七条御法語」の内容的分類と伝承系統について 二九
小結 二九
第二章『明義進行集』伝承系統の法然法語群 三一
第一節釈尊出世の本懐と宗義各別―一期物語からの伝承― 三一
第一項釈尊出世の本懐と宗義各別について「十七条御法語」第二条 三二
第二項宗義各別について「十七条御法語」第十七条 四七
第三項伝承背景―公胤との関係― 四九
第二節称名念仏と観想念仏―信空からの伝承Ⅰ― 五一
第一項第十八願と念仏について「十七条御法語」第十三条 五一
第二項称念と観念について「十七条御法語」第十六条 五二
第三項伝承背景―信空と天台教団― 六〇
第三節念仏論―信空からの伝承Ⅱ「白河消息」― 六三
第一項「ヤウナキ」念仏について「十七条御法語」第五条 六三
第二項伝承背景―「白河消息」との関係― 六七
第四節念仏と諸行―信空からの伝承Ⅲ『和語灯録』との関連から― 七二
第一項要門・弘願について「十七条御法語」第八条 七二
第二項観法と称念について「十七条御法語」第四条 八〇
第三項伝承背景―『和語灯録』との関連から― 八六
第五節三種行儀―諸師からの伝承― 八八
第一項往生の業成就、臨終と平生について「十七条御法語」第十条 八八
第二項浄・不浄、平生と別時について「十七条御法語」第十二条 九一
第三項伝承背景―雅成親王と天台教団― 九八
小結天台教団との関係 一〇〇
第三章『広疑瑞決集』伝承系統の法然法語群 一一九
第一節本願論Ⅰ―信空からの伝承― 一二一
第一項第二十願について「十七条御法語」第一条 一二一
第二項伝承背景―浄土各派における第二十願の受容をふまえて― 一三一
第二節本願論Ⅱ―隆寛からの伝承― 一三六
第一項第十九願について「十七条御法語」第十四条 一三六
第二項伝承背景―浄土各派における第十九願の受容をふまえて― 一四四
第三節諸菩薩との関わり―南都との関係― 一四五
第一項地蔵信仰について「十七条御法語」第三条 一四五
第二項伝承背景―神祇信仰をふまえて― 一四八
小結 一四九
第四章『明義進行集』・『広疑瑞決集』にはみられない伝承の法然法語群 一六〇
第一節明遍からの伝承 一六〇
第一項念声是一論について「十七条御法語」第十一条 一六〇
第二項三心について「十七条御法語」第十五条 一六四
第三項伝承背景―明遍と良遍― 一七一
第二節伝承不明の御法語 一七二
第一項願成就文について「十七条御法語」第六条 一七二
第二項三心と第十八願について「十七条御法語」第七条 一七三
第三項就行立信釈について「十七条御法語」第九条 一七五
小結―伝承背景― 一七七
第五章「十七条御法語」と法然教学 一八七
第一節法然教学との比較 一八七
第一項教判論 一八七
第二項安心論 一八八
第三項作業論 一八八
第二節念仏と諸行について 一八九
第一項念仏と諸行との関係について 一八九
第二項諸行本願・非本願、諸行による往生の可否という問題について 一九七
第三項「十七条御法語」との比較 二〇五
小結 二〇六
第六章「十七条御法語」の伝承過程―成立と展開― 二一四
第一節各御法語説示時の背景 二一四
第一項「十七条御法語」の真偽をめぐる問題 二一四
第二項各御法語説示時の状況 二一四
第二節『明義進行集』・『広疑瑞決集』への伝承と
「十七条御法語」の成立 二二六
第一項信瑞の人物像と『明義進行集』・『広疑瑞決集』の編集態度 二二六
第二項「十七条御法語」と信瑞著作との関係 二二七
第三項「十七条御法語」成立の背景 二二七
第三節『西方指南抄』への伝承とその後の展開 二三〇
第一項「十七条御法語」の親鸞への影響―三願転入・要門弘願― 二三〇
第二項『西方指南抄』への伝承 二三一
第三項「十七条御法語」の展開 二三二
小結 二三三
総結 二三九
付録
参考文献
おわりに
英文目次
ヒット数305
作成日2023.03.23
更新日期2023.03.23



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