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後期中観派のサーンキャ学説批判とダルマキールティ -- 自不生の論証,因中有果論,顕現説批判 |
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Author |
森山清徹 =Moriyama, Seitetsu
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Source |
文学部論集=Journal of the Faculty of Letters=ブンガクブ ロンシュウ
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Volume | (總號=n.81) |
Date | 1997.03.01 |
Pages | 17 - 36 |
Publisher | 佛教大学学会 |
Publisher Url |
http://www.bukkyo-u.ac.jp/
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Location | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
Content type | 期刊論文=Journal Article |
Language | 日文=Japanese |
Note | 此PDF全文檔為日本國立情報學研究所、電子圖書館(NII-ELS)提供。著作權屬原該網站建構或維護單位所有。 |
Keyword | 自不生; サーンキャ学説批判; Kamalasila; Dharmakirti; Madhyamikas |
Abstract | Kamalasilaが、以下に展開する<自らの生起>の吟味では、サーンキャ学派の因中有果論と転変説が批判的に検証されている。この点自体は、従来の中観諸論師の扱う論議と異質なものではないが、その検証方法が大いに異なるのである。つまり、そこではDharmakirtiのサーンキャ学説批判、常住論批判(刹那滅論)、対立関係(vuruddha)、時空限定の根教としての依存関係(apeksa)の理論、論理学が活用され、サーンキャ学による限り因果双方の区別が成り立ち得ず、因果は相互に混在するものとなると批判を展開している。そして<自不生論証>を巡り、KamalasilaはCandrakirtiを批判し、Bhavavivekaを支持している。Kamalasilaは自不生のみならずNagarjunaの四不生全体の解釈の機軸としてDharmakirtiの刹那滅論証を活用している。これらのことは中間派思想史上、特に注目される。 |
ISSN | 09189416 (P) |
Hits | 1362 |
Created date | 2007.02.01 |
Modified date | 2020.06.23 |
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