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親鸞の仏教と宗教弾圧 -- なぜ親鸞は『教行信証』を著したのか |
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Author |
藤場俊基
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Date | 2007.12 |
Pages | 212 |
Publisher | 明石書店 |
Publisher Url |
http://www.akashi.co.jp/
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Location | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
Content type | 書籍=Book |
Language | 日文=Japanese |
Keyword | 親鸞; 菩薩; 法難; 布施 |
Abstract | 「承元の法難」事件はなぜ起きたのか、浄土教は大乗仏教としてどのような意味を持つものであるのか、さらには、浄土教がなぜ真実の「教」であるのか、真実の「教」はどう決定されるのか、を著者独自の視点で解明していく待望の書。
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Table of contents | 口絵 『教行信証』巻末のいわゆる「後序」
第一講 はじめに 一 講義の見通し 二 いわゆる「後序」の記述の配列順 三 記述される出来事と執筆時期との関係 四 坂東本に見られる大きな変化 一——構想と清書 五 坂東本に見られる大きな変化 二——諡号の補記と『大集経』の追加 六 坂東本に見られる大きな変化 三——晩年の改訂 七 後鳥羽上皇と承久の乱 八 顕徳院怨霊説 九 諡号の追記について 一〇 承元の法難を記録した文書 一一 当時の人たちの目に映った承元の専修念仏停止 一二 当事者親鸞による記録の意義
第二講 一 なぜ『大集経』を書写・挿入したのか 二 言葉の多義性 三 世俗権力と宗教的権威 四 宗教的権威の世俗権力への依存 五 宗教者が信仰を見失うとき 六 信仰の落とし穴 七 真実教の決定の重要性 八 『法華経』における真実教決定の論理 九 親鸞の真実教決定の論理 一〇 聞法者の誕生 一一 仏の法を聞いてよろこぶ心 一二 讃嘆ということ 一三 「法蔵菩薩は阿頼耶識なり」 一四 他力の教え
第三講 一 いつでも・どこでも・誰にでも 二 到達から出発への視点転換 三 無上の大乗 四 達成は退転なり 五 浄土教と普遍妥当性 六 何が弾圧されたのか 七 法難と死別を通して成就した出遇い 八 名を称する声 九 教は聞にあり 一〇 念仏のつながり 一一 称名と聞名における信 一二 三輪清浄の布施 一三 駅伝のたすき 一四 菩薩みな摂取せん 一五 願に生きる
あとがき 資料 『教行信証』・親鸞・後鳥羽 関連年譜 講義記録 |
ISBN | 9784750326870 |
Hits | 791 |
Created date | 2008.01.30 |
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