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さわやかに死を見つめる80の話 -- 僧侶に学ぶ生き方・死に方のヒント
Author 公方俊良=Kubo, Shunryo
Date2009.07.27
Pages192
Publisherサンガ=Samgha Publishing Co.
Publisher Url http://www.samgha.co.jp/
Location千代田, 日本 [Chiyoda, Japan]
Content type書籍=Book
Language日文=Japanese
Note単行本
Abstract人は誰もが、生きて、死んでいく。しかし、誰もが、死を知らない。だから恐れてしまう─「死にとうない」と。生とは何か?死とは何か?かつて、死と真正面から向き合い、清々しく旅立っていった禅僧の死生観から、私たちが現代を生き抜く智慧を得る。死への疑問がみるみる氷解。生死と向き合い生き抜いた、先人の生き様を紹介。

Table of contents
はじめに──毅然として生き、悠然と死んでいくために 3
一花は散り際、役は引き際、人は死に際
1まず、「四門出遊の教え」を見据えること 16
2人生は思うようにいかないもの 18
3一切のものは無常であり、不変のものはない 20
4「毎日が失せ物探し」でもいいじゃないか 22
5身につまされる仙厓和尚の老人六歌仙 24
6欲を離れた清らかな老い方 26
7「君子は八をよくす」おおらかさが大切 28
8人間五十年、夢幻のごとくなり 30
9「福の神」と「貧乏神」の意味するもの 32
10死に際をさわやかにしてくれるものとは何か 34
二死、そして旅立ちの意味するもの
1すべての動植物は無差別平等である 38
2死の不安定を克服する智慧 40
3生きるもの死ぬものすべては・・・・・・ 42
4死は終わりではなく、魂の美しい昇華 44
5死、そして旅立ち、あなたは・・・・・・ 46
6極楽に往生する道がある 48
7一蓮托生の本当の意味 50
8極楽は、みんな身にある 52
9死は、四大の分離にすぎぬ 54
10「永遠に生きること」とはどういうことか 56
三死ぬことは、日々精いっぱい生きること
1ただひとときの夢のたわむれ 60
2世のすべてがのことは因縁にすぎない 62
3清貪の中にも悠々と生きる覚悟 64
4人の評価は死んでからないと分からん 66
5「夢」の意味するもの 68
6生きているときに「空」に生きるべし 70
7十五対一の真実 72
8死んでも滅びないもの 74
9死後の始末を託す涅槃金 98
10人生の後片付けをしておくこと 100
五身を任せて生きるということ
1悟り得て生死の思いを超脱したおおらかさ 104
2自分の死を予告して、見事に果てる 106
3大吽一声の見事な最後 108
4遊女の遷化 110
5遺偈に日付を入れる 112
6西郷南州の遺偈にみる覚悟 114
7坐禅したまま死に、立ったま死んだ師弟 116
8流れに随って去れ 118
9明日、閻魔大王のために赴く 120
10死ぬる時節は、死ぬるがよく候 122
六 生と死を離れた「空」の生き方
1百年もたてば一枚になる 126
2「ちりぬるをわか」の教示とは 128
3心頭を滅却すれば火も自ら涼し 130
4もし、極楽を通り過ぎては 132
5死にとうない、死にとうない 134
6物を活かして自分も生きよ 136
7禅と経験は水と波のごとし 138
8わが失えば、他が得る 140
9薬病相い治す 142
10思いを捨てされば自由を得られる 144
七死んでも生きる「凛」とした生き方
1老いて学べば、死して朽ちず 148
2うちわ片手に入滅 150
3捨てて生きる漂白の生き方 152
4冷熱は生道人の知るところにあらず 154
5死して閻魔大王を驚殺す 156
6一世一代の死に場所を得た愉快 158
7正三は死すとなり 160
8四大分離して、どこに向かってか去る 162
9全身脱去す 164
10おれは真っ先に地獄に落ちるよ
八 倬むこころ
1恩を棄てて無為に入る 170
2自然のすべてが手向けだ 172
3雑音でも満ち足りた漂白の一生 174
4無学な者ほど大往生する 176
5精いっぱい泣くことで功徳になる 178
6死ぬことは差別や分別を絶した境地だ 180
7苦界に沈んだ心中者の亡霊の訴え 182
8いわぬ、いわぬ 184
9願わくは、永久に苦界に沈まんことを 186
10四弘の誓願は、われらの本誓 188
ISBN9784904507346
Hits479
Created date2010.07.15
Modified date2010.07.15



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