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Author |
河口慧海=Kawaguchi, Ekai
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日高彪=Hidaka, Takeshi
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Date | 2010.08 |
Pages | 304 |
Publisher | 慧文社=Keibunsha |
Publisher Url |
http://www.keibunsha.jp
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Location | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
Content type | 書籍=Book |
Language | 日文=Japanese |
Abstract | 釈迦の精神を正しく受け継ぐ真の仏教とは?晩年の慧海が著した仏教論の集大成!邦人初のチベット探検・留學を達成した業績で知られる河口慧海。自ら命懸けでチベット、ネパールより持ち帰った蔵伝仏典・サンスクリット仏典の研究に基づき、釈迦の説いた本來の教えを考察するとともに、當時の仏教界の実情を憂い、學際的かつ類い稀なる真摯な求道姿勢で「真の仏教」を終生探究した。慧海一代の求道の帰結というべき大著『正真仏教』、いま蘇る!
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Table of contents | 第一篇 総 論 一 仏教とは何であるか 二 正真仏教の義釈 三 大乗家の戒律無用説 四 理體法身の広大無礙は罪悪に適用される 五 法無我説は梵我説に対する否定 六 仏陀は法身を説かなかったか 七 梵語法身dharma Kāyaの語義について 八 達磨の語源と語義 九 戒律の実行なければ仏教はない 一〇 戒律実行者は國家社會の精神的福田である 一一 現代流行する大乗家の主張 一二 根本仏教の歴史的起源 一三 根本仏教教義の特徴 一四 四諦十二因縁は純正大乗である 一五 根本仏教の終末と原始仏教の起源 一六 原始仏教の特徴 一七 小乗仏教成立時代の特徴 一八 根本仏教の中道 一九 阿羅漢という語の異なる用法 二〇 小乗仏教は邪悪のみなるか 二一 大乗復興の萌芽 二二 大乗経典の排斥とその興隆 二三 初出大乗経典の特徴 二四 根本大乗仏教の復興 第二篇 仏 寶 二五 仏とは何であるか 二六 此土は一仏か多仏か 二七 浄土の有無について 二八 仏の法身解釈の変化 二九 女人成仏の意義の変遷 三〇 龍樹大士第二法鼓を打つ 三一 第二期大乗の法身説 三二 一即三か三即別異か 三三 理體法身説の者は修得清浄行を無視する 三四 第三期大乗の法身説 三五 第三期大乗終末の六大法身説 三六 六大法身論の起源 三七 根本仏教は萬有神教であるか 三八 帰依仏と南無仏 三九 観仏と念仏と稱名 四〇 禪宗の観仏 四一 禪宗の念仏稱名 四二 真正の禪は存在したか 四三 実に仏陀は世界の救主である 四四 仏陀の人格を信ずるが向上の捷徑 第三篇 法 寶 四五 根本仏教における法の説明 四六 実行実證は根本仏教の本義 四七 八正道の義釈 四八 三學の解釈 四九 受戒の起源 五〇 三帰戒の原文とその重要性 五一 諸種の戒律 五二 五戒の真義 五三 不殺生戒の詳解 五四 不偸盜戒の詳釈 五五 不邪婬戒の詳釈 五六 不妄語戒の詳釈 五七 不飲酒戒の詳釈 五八 五戒実行についての例外 五九 五戒が菩薩戒となる事 六〇 定の原語とその意義 六一 如來禪と祖師禪との同異 六二 根本仏教の禪と祖師禪 六三 野狐禪解謎禪売禪の害毒 六四 根本仏教の真空観と趙洲の無字 六五 無字関白隠家の型的問答 六六 出家的正真仏教の絶滅 六七 根本仏教優婆塞禪定 六八 八正道の実行について 六九 正見基準による國際平和の確立 七〇 正見的教養のなかった歐米人 七一 正見の徹底と因縁因果律 七二 五蘊世間と眾生世間との釈 七三 十界の意義について 七四 菩薩とその身份について 七五 聲聞と獨覚と菩薩と仏陀との異同 七六 因果原理に対する疑念と解釈 七七 原因結果律の各自業と共同業 七八 三世と三時業と不定業について 七九 三世の異説とその批判 八〇 仏教の常識的論理法 八一 同因異縁によって異果を結ぶ 八二 因縁因果応報の個人的永久無限性 八三 中絶帰無する事のない業力と因果律 第四篇 僧 寶 八四 僧の語源とその語義 八五 出家比丘の僧眾は一人もない 八六 優婆塞僧伽の実義 八七 修徳士修徳女の起つべき時代 八八 在家僧伽の本分と分業 八九 優婆塞僧伽(在家僧)の理想 九〇 在家僧理想人物の発心 九一 第一檀那波羅密多(佈施度) 九二 第二屍羅波羅密多(持戒度) 九三 第三羼提波羅密多(忍辱度) 九四 第四毘梨耶波羅密多(精進度) 九五 第五禪那波羅密多(靜慮度) 九六 第六般若波羅密多(最勝智度) 九七 般若心経の國訳と頭註解義 九八 正真仏教に六度を説く理由 第五篇 在家仏教 九九 正真仏教は即ち在家仏教 一〇〇 在家仏教の原語義とその教徒 一〇一 在家仏教の本尊 一〇二 存家仏教三帰一帰の解 一〇三 在家仏教伝燈史の材料について 一〇四 在家仏教の伝燈について 一〇五 在家僧伽活動の範囲とその精神 一〇六 和は治國安世の最良法 一〇七 加行僧伽と実行僧伽 一〇八 菩薩行進歌 第一篇 総論の註 第二篇 仏寶篇の註 第三篇 法寶の註 第四篇 僧寶の註 第五篇 在家仏教の註 正真仏教解題 『正真仏教』解説(高野山大學教授 奧山 直司) |
ISBN | 9784863300422 |
Hits | 624 |
Created date | 2011.01.03 |
Modified date | 2011.01.03 |
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