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漢字圏の文学における西方占星術の要素 : 東西文化交流における仏教の役割 |
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Author |
Kotyk, Jeffrey (著)=コテック ジェフリー (au.)
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Source |
駒澤大學佛教文學研究=Journal of Comparative Buddhist Literature=駒沢大学仏教文学研究=コマザワ ダイガク ブッキョウ ブンガク ケンキュウ
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Volume | v.19 |
Date | 2016.02 |
Pages | 110 - 85 |
Publisher | 駒澤大學佛教文學研究所 |
Publisher Url |
https://www.komazawa-u.ac.jp/research/labo/buddhist-literature/
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Location | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
Content type | 期刊論文=Journal Article |
Language | 日文=Japanese |
Keyword | 占星術; 宿曜経; 不空; 宋濂; 仏教; 符天暦; 都利聿斯経; 七曜攘災決; 杜牧; 韓愈; 唐詩; 源氏物語; 宿曜道 |
Abstract | 本研究は、まず十四世紀の宋濂が述べている中国における占星術の起源 説を検討したうえで、その説の限界を指摘しながら、中国仏教の初期にその実 際の起源を辿り、四世紀から九世紀までの占星術の導入と仏教との関係を調べ る。杜牧などの作に西方占星術の影響が見えることから、九世紀の文人が占星 術に対して興味を持つようになった原因は、八世紀の密教まで辿ることができ ると主張されるが、この背景が後世には忘却されたようである。もともと仏教 が導入した占星術の要素は、時代ととも漢化して中国占命術の不可欠な部分に なり、唐代から詩と散文に現れるようになったほか、日本では平安時代文学を 代表する『源氏物語』にもその影響が及んだ。 |
Table of contents | はじめに 110 一、元末明初における占星術の起源説。 109 二、中国における仏教占星術の起源:四世紀から初唐まで 107 三、密教占星術と外国の科学天文学が導入された時代:八世紀 104 四、西方の占星術が普及した時代:九世紀 100 五、西方の占星術が漢化した時代:宋代以降 92 六、宿曜道と『源氏物語』90 七、結 論 88 |
ISSN | 13440888 (P) |
Hits | 730 |
Created date | 2016.11.02 |
Modified date | 2019.12.04 |
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