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Author |
末木文美士 (著)
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Date | 2015.03 |
Pages | 261 |
Publisher | サンガ |
Location | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
Series | 勘定草木成仏私記 |
Content type | 書籍=Book |
Language | 日文=Japanese |
Note | 文献あり |
Abstract | 日本古来の自然観を代表するかのように扱われる「山川草木悉皆成仏」。だが仏教史上そのような言葉は存在しなかった。「草木成仏論」に向き合った、平安時代の仏教思想家・安然の著作を読み直し、日本人の自然観の本質に迫る。
「草木などの植物も仏になる」という草木成仏論は、いつ、どのように生まれてきた思想なのか?―それは単なる「自然の賛美」でもなければ、「日本古来の自然観」でもない。平安時代に注目され、議論されてきたその思想を根拠から問い直し、自然との向き合い方を再考する。 |
Table of contents | 第1章 「山川草木」と「草木国土」 第2章 草木は自ら発心・成仏するか―安然『斟定草木成仏私記』の世界 第3章 草木成仏説の基礎付け―安然の密教思想と草木成仏 第4章 日本人の自然観と草木成仏 第5章 自然と災害を考える 付 現代語訳『斟定草木成仏私記』 |
ISBN | 9784865640090; 4865640090 |
Hits | 479 |
Created date | 2022.11.01 |
Modified date | 2022.11.01 |
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