Site mapAbout usConsultative CommitteeAsk LibrarianContributionCopyrightCitation GuidelineDonationHome        

CatalogAuthor AuthorityGoogle
Search engineFulltextScripturesLanguage LessonsLinks
 


Extra service
Tools
Export
悟りの階梯 -- テーラワーダ仏教が明かす悟りの構造
Author 藤本晃=Fujimoto, Akira
Date2008.05.27
Pages248
Publisherサンガ=Samgha Publishing Co.
Publisher Url http://www.samgha.co.jp/
Location千代田, 日本 [Chiyoda, Japan]
Content type書籍=Book
Language日文=Japanese
Note単行本
Abstract仏教に関心のある方なら誰もが目標とする「悟り」。しかし、言葉は有名だがその実像は理解されているとは言い難い。本書ではそのような悟りの世界を「預流果」「一来果」「不還果」「阿羅漢果」の四つのステージに分け、詳細に解説。さらに、初期経典の学術的解説のみならず、「私たちが普段どのように仏道を実践すればよいのか」という疑問にも明快に答える構成となっている。

Table of contents
はじめに アルボムッレ・スマナサーラ 12

第一章 「悟り」ってなに? 15
「悟り」はみんな知っている
ビンビンサーラ王の悟り
給孤独長者の悟り
初期仏教経典に遺された悟りの階梯
日本に伝わらなかった初期仏教
悟りの内容は初期経典の中だけに
「悟り」や「輪廻」はインド共通の「思想」?
「悟り」や「輪廻」はバラモン教起源ではない
瞑想する修行者の伝統
バラモンたちは師匠から学ぶ
悟りも輪廻もお釈迦さまが初めて解明した真実
お釈迦さまは悟りを「再発見」した
一気に悟る?徐々に悟る?(頓悟説と漸悟説)
「悟り」は学習できるの?
第二章 悟りの階梯は四段階 45
四段階の悟り(四沙門果)
悟りを体験するのは四回だけ
四段階をもう少し細かくわけると
預流果は二種類
一来果は二種類
不還果は五種類
阿羅漢果は二種類?
四向四果(四双八輩)
預流向と凡夫の違い
悟りの階梯は徐々に発達した「思想」?
四沙門果の一部だけ説かれる例
第三章 預流果 67
預流果に悟ると預流者
預流果に悟ると無常がわかる
お釈迦さまが再発見した四つの真理(四法印)
①諸行無常
②一切苦行
③諸法無我
④涅槃静寂
預流果で断たれる三種類の無知の煩悩
①有身見
誰もが「永遠不滅の私」に囚われている
②疑
お釈迦さまの教えのみが真実だとわかる
③戒金取
日常生活のちょっとしたこだわりも戒禁取
戒律と戒禁取の違い
預流者の五つの特徴
①かならず阿羅漢に悟る(不退転・正定聚)
②悪趣に堕ちない
地獄の世界
畜生の世界
餓鬼の世界
阿修羅の世界
預流果に悟ればもう安心
③六重罪を犯せない
五逆罪とはどんな罪?
誹謗正法は真理の法則を否定すること
④預流者はどんな小さな罪も隠せない
⑤人間に転生するのは七回まで(極七返)
預流果の直後から一来向?
第四章 一来果 115
悟りはみんな不退転
預流果の悟りをもう一度
同じ体験は二度とない
一来果で煩悩が弱まる
「弱まる」だけでもありがたい
一来果の特徴
第五章 不還果 129
禅定を体験して不還果に
止(サマタ)瞑想と観(ヴィパッサナー)瞑想の違い
外見的には似ている止瞑想と観瞑想
五力で悟りをひらく
天と梵天の違い
恐るべき三悪趣の世界
悟れるチャンスのある善趣
梵天は色界・無色界の八段階(八等至)
色界禅定の四段階
禅定は悟りのために
不還果で断たれる煩悩(五下分結)
不還者は世間でもよき指導者となる
不還者は梵天界で涅槃に入る
禅定には悟らなくても入れる
禅定に入らなくても悟れる(慧解脱)
不時解脱は阿羅漢だけの完全な悟り
第六章 阿羅漢果 165
阿羅漢には「私」がない
阿羅漢とはなすべきことをなし終えた聖者のこと
阿羅漢には輪廻がない
阿羅漢は悪業の結果を今生でのみ受ける
阿羅漢果で断たれる煩悩は五上分結(自我意識)
滅尽定
阿羅漢にのみ可能な滅尽定
物質の変化生滅も止まる滅尽定の世界
「在家阿羅漢」が無理な理由
阿羅漢に悟ってすぐに般涅槃する場合
阿羅漢とブッダの違いとは
如来=ブッダとはその世界最初の覚者
ブッダの九徳
世の人々を教え導くことをしないのが独覚
阿羅漢のニックネーム
みんなブッダになりたがるけど
第七章 預流向 預流果に悟る道 201
では、どうすれば悟れるの?
まず、ブッダの家族になる(種姓者)
預流向者はどのように預流果に悟るのか
無常を「体験」するメカニズム
「預流果に悟らずには死ねない」預流向者
死ぬときに預流果に悟る例
大酒飲みのサラカーニさんの例
サラカーニさんはい預流果に悟ったのか
預流果と預流向の境界線(二種類の四預流支)
四預流向支
四預流果支
たまたま仏法僧や戒律への念が途切れてしまっても
預流果支のバリエーション
八正道と四預流果支との関係
三預流果支はありえるか
拡大解釈は堕落だけを生み出す
悟るために円満すべきは戒、定、慧の三学
おわりに  藤本 晃 244
初期仏教経典(パーリ語三蔵経典)からの引用について 246
参考文献 246




ISBN9784901679770
Hits2546
Created date2010.07.15
Modified date2010.07.15



Best viewed with Chrome, Firefox, Safari(Mac) but not supported IE

Notice

You are leaving our website for The full text resources provided by the above database or electronic journals may not be displayed due to the domain restrictions or fee-charging download problems.

Record correction

Please delete and correct directly in the form below, and click "Apply" at the bottom.
(When receiving your information, we will check and correct the mistake as soon as possible.)

Serial No.
370949

Search History (Only show 10 bibliography limited)
Search Criteria Field Codes
Search CriteriaBrowse