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Author |
ひろさちや
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阿純孝=Oka, Junko
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Date | 2010.02.16 |
Pages | 224 |
Publisher | ソフトバンク クリエイティブ=SoftBank Creative Corp. |
Publisher Url |
http://www.sbcr.jp/
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Location | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
Content type | 書籍=Book |
Language | 日文=Japanese |
Note | 著者紹介:ひろさちや、1936年〈昭和11年)、大阪府生まれ.東京大學文學部印度哲學科卒業.同大學院人文科學研究科印度哲學専攻博士課程終了.65年から85年まで気象大學校教授を務める.教員生活の傍ら、「ひろさちや」のペンネームで平易な言葉で多數の仏教思想を執筆し、一般の人々に仏教を身近な物として再認識させた.因みにペンネームの由來は、ギリシア語で愛するを意味するPhilo(フィロ)と、サンスクリット語で真理を意味するsatya(サティヤ)の造語である.主な著作物に『釈迦とイエス』(新潮選書)、『「狂い」のすすめ』(集英社新書)、『無責任のすすめ』(ソフトバンク新書)など500冊を超える;阿純孝(おかじゅんこう)天台宗宗務総長 圓融寺住職・圓融寺幼稚園園長・千妙寺灌室貫主. 1937年東京生まれ 早稲田大學文學部東洋哲學科卒業.同大學院終了.現在、東京都區內最古の木造建造物である釈迦堂で知られる目黒區の圓融寺住職.茨城県の名剎千妙寺の灌室貫主を兼務.宗務所長一期、宗議會議員一期を歴任. 2009年12月より天台宗宗務総長 著作に『般若心経に學ぶ人生」(鈴木出版)ひろさちやと共著。ソフトバンク新書 124 |
Abstract | 『般若心経』に學ぶ幸せに生きるための智慧。『般若心経』は「智慧」のお経です。ただ、般若の智慧は"普通の知恵」ではありません。 「普通の知恵」は、問題があると、どうしたらその問題を解決できるか、その解決方法をあれこれ考える知恵です。 病気になれば、どうしたら病気を治せるか、その治療方法をあれこれ考えるのが普通の知恵です。しかし、般若の智慧は、そんな解決方法を教えるものではありません。そうではなくて、病気になれば、病気のまま楽しく生きること を教えるのが般若の智慧です。貧乏であれば、貧乏を楽しみながら、幸せに生きることを教えてくれるのが般若の智慧です。 『般若心経』は、そのような「般若の智慧」を私たちに教えてくれてます。さあ、一緒に「般若」を學びましょう。
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Table of contents | 仏説摩訶般若波羅蜜心経 12 第一部 不思議・不思議の般若の智慧 ひろさちや 第一章 奴隷解放運動のすすめ 奴隸解放運動とは? 18 自分自身からも解放される 21 「無」とは、「なくせ」という意味 24 禅僧に必要な言葉はった三語 26 『般若心経』の心はどこにあるのか 28 第二章 彼岸に渡るための智慧を磨く方法 般若の智慧は不思議な智慧 34 二人に一個のパンから生まれる解決方法 36 世の中をよくしないための智慧を磨け 41 問題を解決しない智慧を学ぼう 44 物事のバランスを崩さない 47 損をする智慧を磨こう 50 仏母である般若と、仏父である方便 54 三大煩悩をなくすには般若の智慧をがいる 57
第二部 幸せを呼び込む般若の心 阿 純孝 第一章 苦から始まる人生に立ち向かう智慧 「人は死んだら、どうなるのですか?」 64 すべてを救う大乗という大船に乗る 69 四苦八苦もある苦しみを、どう受け止めるべきか 73 忍耐とは我慢するのではなく、諦めること 75 私たちの生死は、仏の命に波立つ波 79 第二章 「縁」により成り立つ世を見とおす智慧 常に変わらない「正しさ」を追い求める智慧 84 忘己利他は、まさに般若の智慧 87 宗教戦争は、決して宗教そのものの真意ではない 91 この世の成り立ち、「縁」をわきまえる 93 あくまでも己を大事にする社会に、未来はない 96 回り回って自分を幸せにする方法は、恩送り 101 幼稚園の年長組の子に教えられることもある 106 いつもは無理だから、ちょっとだけ仏になってみる 107 第三章 守れない戒律を守るための智慧 「素直だから誘われて悪事を働いた」は言い訳にもならない 114 あなたは果たして十の戒を守れるか 117 人間が、決して不殺生戒を守ることができない理由 120 「あちらを立てれば、こちらが立たず」が世の習い 124 命あるものからの布施に感謝して、手を合わせる 126 『ありがとう』『ごめんなさい』が合わさって、合掌 130 第四章 自分の中の仏に會いにいくには 何にもまして日本人が大切にした、「忍」の精神 136 精進することで、気力を手に入れる 140 苦行の末に、我を忘れる境地に入れるか 144 ひたすらに仏を念ずれば、きっと花開く 147 私たちは氷という塊、溶けた水が融通無碍な仏様 150 第一に貪欲という煩悩が人間をさいなみ続けている 152 次に、怒りの感情が人間社会を覆ってしまう 157 「貪」からも「富」からも自由になれば、幸せになれる 159 煩悩を波立たせない。騒がせない 162 第五章 般若の智慧は、自由な心を私たちにくれる 「落下の風情」に見る、とらわれない自由な心 168 「どっちでもいい」のではなく、「どちらもいい」 173 すべてを肯定する智慧は、まさに知恵の源になる 175 「みんないい」は、「今がいい」こと 180 第六章 內なる旅もまた、巡礼の旅 緊張しすぎは身体に毒だから、力を抜こう 186 まずは相手の立場に立って、因縁について考える 188 生かされて、生きている自分を、今一度認識しよう 190 私たち個人個人は、大自然とつながっている 194 老いを楽しむ智慧を身につけよう 196 困ったときには、見方を変えてみる 198 内なる自分=仏を求める巡礼の旅に出てみよう 203 日本では、生きるものだけでなく無機物も成仏する 208 無常、無我を理解すれば、心は平安を手に入れる 211
『般若心経』現代語訳 214 おわりに 220 |
ISBN | 9784797357202 |
Hits | 905 |
Created date | 2010.09.13 |
Modified date | 2010.09.13 |
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