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仏教と西洋の出会い
Author ルノワール, フレデリック ; 今枝由郎=Imaeda, Yoshiro ; 富樫瓔子
Date2010.09
Pages337
Publisherトランスビュー
Publisher Url http://www.transview.co.jp/
Location東京, 日本 [Tokyo, Japan]
Content type書籍=Book
Language日文=Japanese
Abstract西洋にとって、ときに恐怖の的となり、ときに希望や幻想の対象となった仏教とは何だったのか。本書は豊富な事例で織りなす比較文明史であり、また仏教というプリズムを通して見た西洋精神史である。

Table of contents
日本語版への序文
序 論 西欧における仏教の浸透
断続的な「出会い」の歴史
「解釈された仏教」と「本当の仏教」
仏教の成功と西洋の三大「抑圧」
第Ⅰ部 幻想の誕生─古代、中世、ルネサンス、前近代─
第一章 仏教はギリシャとインドをつないだか
     直接の影響か、たんなる相似か
     海を渡って扶桑の国へ
     古代人の幻想のインド
第二章 中世の旅行者たち
     マルコ・ポーロが伝えたブッダの伝記
     キリスト教版ブッダ伝
     福音の理想としての仏教僧院
第三章 中世のチベット神話
     神秘、黄金、性的自由
第四章 宣教師たちによる発見 十六世紀から十八世紀まで 
     「神なき宗教」の繊細さ
     宗教論争に仏教を利用する
第五章 「ラマ教」の幻惑 一六二〇年から一八五〇年まで 
     「黄色い教会」
     ユック神父の旅行記
第Ⅱ部 仏教の発見 一七八〇年から一八七五年まで 
第一章 「東洋ルネサンス」
    『アヴェスタ』と『バガヴァッド・ギーター』の翻訳
     ロマン主義者のインド
     ヒンドゥー教を通して見た仏教
     学問的研究の進展
第二章 キリスト教の強敵
     仏教とキリスト教の驚くべき相似
     「近代的」仏教と「教条的」キリスト教
第三章 ショーペンハウアーと「仏教厭世主義」
     『意志と表象としての世界』をめぐって
     ショーペンハウアーは仏教哲学者か
     「仏教厭世主義」という誤解
第四章 ニーチェと「仏教虚無主義」
     キリスト教に対抗する盟友
     仏教との決別
第五章 「無神論」と「虚無」の宗教
     仏教は無神論か
     仏教は虚無の信仰か
第Ⅲ部 神智学と仏教近代主義 一八七五年から一九六〇年まで 
第一章 ロマン主義仏教
     ベストセラー『アジアの光』
     物質主義の排斥と魔術思想への回帰
第二章 神智学協会の誕生と発展
     ヘレナ・ブラヴァツキーの神智学
     協会の危機と発展
     仏教の神智学への同化
     「セクト」と「ニュー・エイジ」
第三章 「仏教近代主義」と最初の改宗者たち
     オルコット大佐とアレクサンドラ・ダヴィッド=ネール
     シカゴ世界宗教会議
第四章 禁断のチベット
     ラサの誘惑
     ダヴィッド=ネールと魔術師たち
     オカルトと秘教の地
    『第三の眼』と『タンタン、チベットをゆく』
第五章 仏教書の出版と知識人の系譜
     研究の飛躍的発展
     『ミラレパ伝』『チベットの死者の書』の翻訳
     鈴木大拙『禅仏教についての試論』
     ユングとフロムの精神分析からの接近
     トルストイ、ボルヘス、ハクスリー
     ギンズバーグ、ケルアックの「ビート禅」
第Ⅳ部 さまざまな弟子たち 一九六〇年から一九九〇年まで 
第一章 カウンター・カルチャーとチベット仏教のテレビ放映
     東洋の精神性と心理学の融合
     ヨーガと武術
     奥義伝授のドキュメンタリー
第二章 坐禅の広まり
     アメリカの鈴木俊隆老師
     ヨーロッパの弟子丸泰仙
     ティク・ナット・ハンの「社会参加型仏教」
     禅修行するキリスト教徒
第三章 西洋のラマたち
     リンポチェたちの活動
     新世代のラマたち
     チョギャム・トゥンパの小説のような生涯
第四章 テーラヴァーダ仏教の実践
     ヴィパッサナ瞑想の技法
第Ⅴ部 仏教ヒューマニズムの展開 一九八九年から二十一世紀へ 
序   一九八九年の出来事
第一章 新たな精神革命
     精神性の復権
     普遍的責任の倫理とは
第二章 ダライ・ラマと仏教のメデイア化
     ダライ・ラマの近代性
     「最後の聖地」の神話
第三章 ふたたび魔法にかけられて
     地上の楽園、シャンバラ王国
     世界に広がる新たなメシア信仰
     「シャングリ・ラの囚われ人」
結び   内なる東洋への鍵
     「開かれた理性」のモデル
     キリスト教が見失ったもの
     「出会い」の文明論的次元
[日本語版のための結びへの加筆]
謝辞
訳者あとがき・・・今枝由郎
引用・参考文献一覧
索引
ISBN9784901510936
Hits637
Created date2010.12.27
Modified date2010.12.27



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