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著者 |
杉本卓洲 (著)=Sugimoto, Takushu (au.)
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出版年月日 | 2007.06.10 |
ページ | 264 |
出版者 | 大法輪閣 |
出版サイト |
http://www.daihorin-kaku.com/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 参考文献: p253-256 請求記号: 187.66/Su38 仏教図書共通分類表: 187.66 |
キーワード | 仏塔; 菩薩; 彫刻; 涅槃; 仏教; インド |
抄録 | ブッダの遺骨を納めた仏塔――それはブッダそのものであり、地上の楽園、瞑想の場にもなった。しかし、古代インド人の宇宙観・信仰・神話・伝承が秘められたシンボルの複合体でもあった。仏塔研究の第一人者が解き明かす、興味尽きない話の数々。図版多数。
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目次 | 【第一部 仏塔の始まり】
第一章 ブッダの涅槃と葬儀 ■一、ブッダの涅槃と遺訓 ■二、ブッダの葬儀と舎利供養 ■三、舎利八分伝説
第二章 舎利八分伝説の検証 ■一、ピプラーワー塔 ■二、伝説のフィクション性
第三章 仏塔の原語 ■一、ストゥーパ ■二、チャイティヤ
第四章 仏塔の起源 ■一、丸屋根がモデル? ■二、仏塔の始まりは心柱から? ■三、農耕民文化と仏塔 ■四、巨石墓と仏塔 ■五、聖火壇と仏塔
第五章 仏塔の構造と供養法 ■一、名称と意味 ■二、基壇メーディーの意味 ■三、平頭ハルミカー ■四、供養と礼拝の仕方 ■五、舎利容器と副葬品
第六章 仏舎利塔以前の仏塔 ■一、過去仏カッサパ仏(迦葉仏)の舎利塔は実在した?
【第二部 仏塔が語るもの】
第一章 仏塔は地上の楽園 ■一、転輪聖王の城都としての仏塔 ■二、仏塔と須弥山と極楽世界
第二章 仏塔の支持層 ■一、仏塔を最も崇拝したナーガ族 ■二、舎利塔を祀った比丘尼たち ■三、アショーカ王と仏塔祭り ■四、出家の僧・尼僧たちの寄進
第三章 彫刻・彫像の伝えるもの ■一、仏塔は教育・文化センター ■二、護塔神ヤクシャ(夜叉) ■三、女神信仰の祖型 ■四、インドのヴィーナス
第四章 ジャータカと菩薩 ■一、ジャータカと菩薩の偉業 ■二、捨身飼虎物語の原型 ■三、マトゥラーの菩薩像の誕生 ■四、波羅蜜行と菩薩 ■五、月光王菩薩の舎利塔 ■六、ウサギ菩薩の舎利塔 ■七、女性の菩薩たち
【第三部 仏塔の広がり】
第一章 西北インドの仏塔 ■一、ダルマラージカー大塔 ■二、カニシュカ大塔 ■三、鬼子母神塔
第二章 南インドの仏塔 ■一、アマラーヴァティー大塔 ■二、布施の高揚 ■三、持戒の重視
第三章 西インドの塔院窟 ■一、塔院窟の特徴 ■二、僧は塔の中に住んではならない ■三、僧院窟内の仏塔 ■四、アジャンターの塔院窟
【第四部 仏塔信仰の深まりと変容】
第一章 大乗仏教と仏塔崇拝 ■一、大乗仏教の母胎は仏塔教団? ■二、大乗仏教は仏塔崇拝を否定した? ■三、在家の菩薩たちと仏塔 ■四、出家の菩薩たちと仏塔 ■五、法身舎利を納めた仏塔 ■六、法華経に見える仏塔崇拝 ■七、宙に浮いた巨塔 ■八、仏舎利は必要でない
第二章 部派仏教と仏塔崇拝 ■一、仏塔を崇拝すれば仏に成る ■二、仏塔は教団の財政を潤す ■三、塔の頂は大いなる慈悲の表徴 ■四、塔を飾るのに男女の和合像は除くべき ■五、僧たちが仏塔建造のために労作業 ■六、仏塔破壊は仏身を傷つける大罪 ■七、僧たちの仏塔死守 ■八、仏塔を中にもつ僧院 ■九、仏塔を育んだ南方上座部 ■十、僧は在家信者より先に塔を崇拝すべし ■十一、塔に供養しても功徳はない ■十二、仏塔を育んだのは部派か大乗か
第三章 仏塔の変容 ■一、ジャイナ教の塔 ■二、仏塔とリンガ ■三、仏塔とマンダラ 図版出典 ■参考文献 ■あとがき |
ISBN | 9784804612539; 480461253X |
関連書評 | - 杉本卓洲『ブッダと仏塔の物語』=Sugimoto Takushu, Stories of Buddha and Stupa / 森雅秀 (著)=Mori, Masahide (au.)
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ヒット数 | 833 |
作成日 | 2007.07.26 |
更新日期 | 2023.07.19 |
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