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著者 |
岡田正彦 (著)=Okada, Masahiko (au.)
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掲載誌 |
宗教と社会=Religion and Society=シュウキョウ ト シャカイ
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巻号 | v.7 |
出版年月日 | 2001.06.17 |
ページ | 71 - 90 |
出版者 | 「宗教と社会」学会=The Japanese Association for the Study of Religion and Society |
出版サイト |
http://jasrs.org/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 岡田 正彦 天理大学人間学部 |
抄録 | 文化7年(1810)、普門円通は主著である『仏国暦象編』を刊行し、自らの「仏教天文学」の学的組織を体系化した。「梵暦」あるいは「仏暦」と呼ばれる、この「仏教天文学」は、古今東西の天文学の知識をもとに仏典の天文に関する記述を渉猟し、最大公約数的な仏教天文学を体系化したものである。円通は天保5年(1834)年に没したが、その薫陶を受けた人々は「梵暦社」というネットワークをつくり、しばしば「梵暦運動」と呼ばれる思想運動を展開した。円通とその弟子たちの活動とその規模は、近世末期における仏教系の思想運動では特筆すべきものの一つである。ここでは、これまで省みられることの少なかった円通の門人たちによる理論を紹介し、仏教の各宗派に広く取り入れられながらも突然に姿を消した、梵暦運動の消滅とその後の「沈黙」の意味を考えたい。 |
目次 | 1 忘れられた「仏教天文学」ー普門円通と梵曆運動ー 71 2 梵曆社と梵曆運動 73 3 同四時派と異四時派 ー梵曆運動の二面性ー 76 4 新理論の展開 -仏教天文学を目指して- 79 5 梵曆運動の解体と「近代」 82 參考文献 88 |
ISSN | 13424726 (P) |
ヒット数 | 604 |
作成日 | 2008.01.24 |
更新日期 | 2020.06.29 |
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