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生産と消費の自己構築 : タイ都市部の仏教運動における瞑想と教団イベント |
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著者 |
矢野秀武 (著)=Yano, Hidetake (au.)
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掲載誌 |
宗教と社会=Religion and Society=シュウキョウ ト シャカイ
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巻号 | v.7 |
出版年月日 | 2001.06.17 |
ページ | 111 - 131 |
出版者 | 「宗教と社会」学会=The Japanese Association for the Study of Religion and Society |
出版サイト |
http://jasrs.org/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 矢野 秀武 日本学術振興会 |
抄録 | 本稿は、タイにおいて巨大な寺院組織(教団)へと拡大してきたタンマカーイ寺およびタンマカーイ財団をとりあげている。1970年代初頭より活動を展開しているこの教団は、独特な瞑想実践の思想、マスメディアの使用、大規模な建造物の建立、大々的な教団イベントの実施、過剰な献金要求などから問題視され、1998年末から批判が高まり、タイ仏教史上重大な社会問題となっている。本稿では、そのようなタンマカーイ問題を直接は扱わないが、この問題の背後にある消費社会と宗教の接点からタンマカーイ寺と財団の特質を明らかにする。対象としては、瞑想実践、教団イベント、マスメディアの介在と、消費的な宗教行為の連関を取り上げる。そして彼らの宗教的な自己構築と自己表象の営みが、都市部の高学歴層が直面している、生産と消費の心性の急速な形成、消費社会と公的な仏教道徳の矛盾等の問題を、独自の形で乗り越える試みであることを明らかにする。 |
目次 | 1 はじめに 111 2 タンマカーイ寺(および関連団体) 113 3 自己構築と制度的な矛盾 115 4 瞑想.イベント . マスメディアと自己表象 118 5 生產と消費の自己 120 6 消費と公的宗教 124 7 むすび 126 參考文献 129
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ISSN | 13424726 (P) |
ヒット数 | 1005 |
作成日 | 2008.01.24 |
更新日期 | 2020.06.29 |
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