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著者 |
市川定敬 (著)=Ichikawa, Sadataka (au.)
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佛教大学学術委員会大学院紀要編集委員会
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掲載誌 |
佛教大學大學院紀要
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巻号 | n.34 |
出版年月日 | 2006.03 |
ページ | 1 - 12 |
出版者 | 佛教大學大學院 |
出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
キーワード | 法然; 醍醐本; 三心料簡および御法語; 願往生心 |
抄録 | 醍醐本『法然上人伝記』所収の「三心料簡および御法語」は、様々な問題を含む文献であり、これが法然の思想を語るものか否か、これまで数々の議論がなされてきた。そうした議論のなされる主な原因は、法然の主著『選択集』や、また『黒谷上人語灯録』等には見られない思想が記されるからである。本論では、まず「三心料簡および御法語」の第一条「三心料簡事」に記される信仰心の問題(真実心・願往生心) について、『選択集』を基本資料とした法然の思想との相違について考察した。さらに、同じ「三心料簡および御法語」の第三条は第一条とは異なる思想を記していることを指摘した。そして、こうした相互に異なる思想を記すものに、第四条と第十四条を指摘できる。第四条は法然の思想とするには問題があるように考えられる。このように見るならば、「三心料簡および御法語」は一連のまとまった法語ではないのではないかという新たな推論を提示する。 |
目次 | はじめに 1 一、『選択集』・における願往生心 2 二、法然浄土教における願往生心 4 三、第四条と第十四条の相違 8 終わりに 9 |
ISSN | 13442422 (P) |
ヒット数 | 491 |
作成日 | 2009.07.17 |
更新日期 | 2021.01.13 |
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