サイトマップ本館について諮問委員会お問い合わせ資料提供著作権について当サイトの内容を引用するホームページへ        

書目仏学著者データベース当サイト内
検索システム全文コレクションデジタル仏経言語レッスンリンク
 


加えサービス
書誌管理
書き出し
近代仏教の自画像としての護法論=Self-Portraits of Modern Buddhism
著者 森和也 (著)=Mori, Kazuya (au.)
掲載誌 宗教研究=Journal of Religious Studies=シュウキョウ ケンキュウ
巻号v.81 n.2 (總號=n.353)
出版年月日2007.09.30
ページ201 - 226
出版者日本宗教学会
出版サイト http://jpars.org/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
ノート<特集>神仏習合とモダニティ
キーワード護法論; 排仏論; 三教一致; 天皇論
抄録従来は消極的な評価ばかりを与えられている、排仏論に対抗して生み出された護法論という言説の積極的な意味づけを考えた場合、それは仏教の自己認識、すなわち自画像であると考えられる。その中から読み取れる仏教の日本における自らの存在証明として、近世、近代の仏教者たちに多く見られるのは、天皇との関係性の強調であった。この天皇との関係性は天皇の崇仏の歴史および日本という国土との結びつきにおいて確認されている。明治政府が意図した天皇中心の国民統合に近代の仏教が奉仕することになったのはそのためであったが、仏教、神道、キリスト教は相互に習合するのではなく、天皇に各々が個々に結びつくことで近代の宗教体制を構築したのである。

The apologetics of Buddhism brought about against anti-Buddhism is usually given only a negative evaluation, but as a "self-portrait" of Buddhism it can be given positive significance as a sort of Buddhist apologetics. A common feature of Buddhism in Japan in early modern and modern times was relations with the Emperor. Relations with the Emperor and Buddhism are explained by the history of Buddhism faith held by the successive Emperors themselves, and it is explained by a country and ties with Buddhism that the Emperor governs. Buddhism in modern times served the Emperor, and the Meiji government used this for the unification of the nation. Buddhism, Shinto, and Christianity did not mutually fuse in the modern period, and each was tied to the Emperor individually. Thus was built the religious system of modern times in Japan.
ISSN03873293 (P)
ヒット数283
作成日2009.09.02
更新日期2019.06.20



Chrome, Firefox, Safari(Mac)での検索をお勧めします。IEではこの検索システムを表示できません。

注意:

この先は にアクセスすることになります。このデータベースが提供する全文が有料の場合は、表示することができませんのでご了承ください。

修正のご指摘

下のフォームで修正していただきます。正しい情報を入れた後、下の送信ボタンを押してください。
(管理人がご意見にすぐ対応させていただきます。)

シリアル番号
208909

検索履歴
フィールドコードに関するご説明
検索条件ブラウズ