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著者 |
今村仁司
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出版年月日 | 2009.11.28 |
ページ | 244 |
出版者 | 岩波書店=IWANAMI SHOTEN |
出版サイト |
http://www.iwanami.co.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 今村仁司、1942?2007年。京都大学経済学部卒業。同大学経済学部大学院博士課程修了。東京経済大学教授。専攻は、社会哲学、思想史、著書に社会性の哲学」「マルクス入門」「抗争する人間」など。 |
抄録 | 人間社会に法的・倫理的正義を実現することはいかにして可能か─この社会哲学的問いは親鸞の思想に逢着する。親鸞の主著『教行信証』は、有限な人間が絶対知に至りうること(覚醒)を論証した学的な著作である。六巻からなるテキスト構造を解体し、世俗内人間が智慧を求める過程の現象学的叙述である「化身土」巻こそが『教行信証』の核心部分であることを見いだし、そこに親鸞の人間学を見る。親鸞思想の現代における可能性を切り開く社会哲学的考察。著者の絶筆。
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目次 | 第1部 親鸞研究序説(清沢満之から親鸞へ/親鸞と方法の問題/親鸞における信の位置/親鸞と悪人の概念 ほか) 第2部 エセー(本願とは何か/凡夫とは何か/現代における悪の本質/漱石と親鸞) |
ISBN | 9784000234719 (精) |
ヒット数 | 565 |
作成日 | 2010.01.25 |
更新日期 | 2010.07.08 |
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