|
著者 |
尾崎正善
;
田中良昭
;
石井修道 =Ishii, Shudo
;
椎名宏雄
|
出版年月日 | 2007.09 |
ページ | 260 |
出版者 | 臨川書店=Rinsen Book Co. |
出版サイト |
http://www.rinsen.com/
|
出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 出自「唐代の禅僧」第5卷。尾﨑正善(おざき・しょうぜん):仏教文化研究所研究員・非常勤講師 |
抄録 | 名は霊祐。百丈の法嗣であり、これまた秘境の大山(湖南省)を根城に名声をはせた禅哲。弟子の仰山と共に仰宗の祖。円相などの特徴ある禅風を示すこの宗派は宋代に跡を絶つが、新羅や高麗に受け継がれた。山には観察史相国裴休も参禅し、また「山水牛」の機縁は特に有名。語録一巻のほか『山警策』の作品は、初めて漢訳された経典とされる『四十二章経』、釈尊最後の説法『仏遺教経』と共に「仏祖三経」の一つとされてきた珠玉の一篇である。
[提要] 父子関係に譬えられる弟子仰山と共に、中国禅宗の「五家」のうち最も早い成立の「溈仰宗(いぎょうしゅう)」の祖たる溈山。作務を重視し自らを「水牯牛」と称した溈山は、一方で臨済宗を評し、洞山の参学を指示した逸話が残る。道元は著作にその行実を多く引用するなど、後世の評価と影響は大きい。生涯と弟子への接示にみる禅風等を初めて1冊にまとめる。
|
目次 | 第1章 溈山霊祐の生涯 五家七宗と溈山の生きた時代/溈山の修行時代/大悟から溈山入山/破仏から示寂まで 第2章 直弟子への接化 禅問答と語録/直弟子との問答/仰山慧寂/香厳智閑/霊雲志勤 第3章 参学者への教えと作務における説示 溈山に参じた禅者達/作務における問答/弟子達への説示 第4章 溈仰が影響を与えた禅者 溈仰が影響を与えた禅者/洞山・雲巌・道吾への説示/臨済への著語と予言/石室に合掌す 第5章 溈山の弟子達 溈山の弟子達と後世への影響/仰山慧寂/仰山の弟子達/香厳智閑/霊雲志勤/径山洪?/福州 大安 第6章 『溈山警策』と『溈山語録』 『溈山警策』と『溈山語録』-禅籍開板/『溈山警策』/『溈山語録』 |
ISBN | 9784653039952 |
ヒット数 | 1149 |
作成日 | 2010.07.07 |
更新日期 | 2010.07.08 |
|
Chrome, Firefox, Safari(Mac)での検索をお勧めします。IEではこの検索システムを表示できません。
|