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現代に生きる法華経
著者 菅野博史 =Kanno, Hiroshi
出版年月日2009.07.21
ページ234
出版者第三文明社=Daisanbunmei-sha, Inc.
出版サイト http://www.daisanbunmei.co.jp
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
ノート著者略歴:菅野博史(カンノヒロシ)1952年福島県に生まれる.1976年東京大学文学部印度哲学印度文学科卒業.1984年東京大学大学院博士課程(印度哲学)単位取得退学.1994年文学博士(東京大学).(財)東方研究会専任研究員、創価大学文学部講師、助教授を経て、創価大学文学部教授.専門は、仏教学、中国仏教思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)。レグルス文庫 269。新書判ソフトカバー
抄録宗教間対話など現代の宗教の諸問題と宗教紛争回避について『法華経』の叡智をもとに考える。

目次
[序章]ゴーダマ・ブッダの生涯と思想
一 インドにおけるゴーダマ・ブッダの仏教の創唱
二 ゴーダマ・ブッダの基本思想──四諦と十二因縁を貫く縁起
三 大乗仏教の成立
[第一章]『法華経』とは何か
一 『法華経』二十八品
二 『法華経』の成立
三 原典と翻訳
四 思想内容
五 後世への影響
[第二章]現代に生きる『法華経』
一 『法華経』の宇宙観
二 『法華経』と楽観主義
三 『法華経』における
楽観主義的救済論の特色
四 宗教は人間のためにある
五 「諸行無常」は
新しい価値創造への里程標
[第三章]「救われる者」から「救う者」へ ──誓願に生きる
一 法師品に説かれた願生の菩薩 (地涌の菩薩)
二 地涌の菩薩が出現する
穢土としての娑婆世界
三 久遠の釈尊と地涌の菩薩の実践
四 この現実世界は、幸せを満喫する場所
五 天台智顗と日蓮の『法華経』の思想
[第四章]宗教的寛容について
一 ブッダの説いた「法」は
誰もが体験可能なもの
二 『法華経』における
「法」と諸仏・諸教の統一
三 『法華経』の包括主義
四 宗教間対話への道
[第五章]宗教間対話について
一 『法華経』方便品の「一乗」の思想
二 『法華経』と諸宗教との関係
三 『法華経』と宗教間対話について ──四安楽行と弘経の三軌
(如来の衣座室)
四 宗教間対話の重要性
ISBN9784476012699
ヒット数692
作成日2010.08.02
更新日期2010.08.02



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