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著者 |
吉元信行=Yoshimoto, Shingyo
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出版年月日 | 2009 |
ページ | 220 |
出版者 | 国東仏教研究会 |
出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 単行本 |
抄録 | この書は、大分県國東半島の醫療機関にて、ビハーラ関係者及び醫療・福祉者、一般を対象に仏教學講読の形式にて大乗仏典『維摩詰所説経』をテキストに連続五回講座の內容を記錄したものです。醫療機関・福祉施設への仏教的ケアが必要とされる昨今、その手段・內容、方向性を模索しながらも、現場で何が、どのような教えが求められているのかが曖昧になっている現狀を少しでも打破し、大乗経典を購読するという論點で基本的な取り組みが明確になり、真に求められる仏教緩和ケアが患者、福祉対象者、その周囲の方々に屆けられるようにとの思いで、このたびの「ビハーラ緩和ケア講座」の講義錄を製作いたしました。仏教學的一般知識を多量に知る以上に、座を組みブッダの経典を読むという地道な活動が展開されることが、これからの醫療・福祉の現場に求められるところであろうかと思います。ビハーラ三部経に親しむことを機會に少しでもたくさんの方々が、大乗仏教、仏教緩和ケアに觸れていただきますことを切に願う次第です。
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目次 | 序 第一講 大乗経典としての『維摩経』 -- 不可思議解脫と六成就 第二講 菩薩の徳と方便 第三講 方便を以って浄土を示す 第四講 調伏と攀縁 -- 疾病の原因と治癒 第五講 不可思議解脫と方便力 -- ワーカーのあり方 あとがき
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ヒット数 | 535 |
作成日 | 2010.08.19 |
更新日期 | 2010.08.19 |
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