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超訳ブッダの言葉
著者 小池龍之介=Koike, Ryunosuke
出版年月日2011.02.20
ページ284
出版者ディスカヴァー・トゥエンティワン=Discover 21
出版サイト http://www.d21.co.jp/
出版地日本 [Japan]
資料の種類書籍=Book
言語日文=Japanese
抄録心のトレーニングメソッドとしての仏道を語って多くの読者から支持されている気鋭の青年僧・小池龍之介が、ブッダの言葉を経典から選び出し、超訳を施した。
驚くほどわかりやすく心に染み込んでくる言葉の数々は、あるときは心を静め、あるときは凛々とした勇気を吹き込む。

* 本文から
●君も相手も、やがては死んでここから消え去る
誰かと敵対して争いが生じそうになったら、しかと意識してみるといい。君も相手もやがては死んで、ここから消え去る、ということを。君以外の人々は、「自分もやがて死ぬ」という真理をうっかり忘却しているけれども、君がこの真理をはっきり意識していれば、怒りも争いも静まることだろう。「どのみち、君もやがてここからいなくなる。どのみち、私もやがてここからいなくなる。じゃあ、ま…、いっか」と怒りを捨てて、平静さを取り戻すように。(法句経6)
● 君以外の誰も君を傷つけない
君を嫌っている敵が君に対してする酷い仕打ち、そんなものは大したことじゃない。君を憎む人が君に対してする執拗な嫌がらせ、そんなものは大したことじゃない。怒りに歪んだ君の心は、それよりもはるかに酷いダメージを君自身に与えるのだから。(法句経42)
● 「誰々の」を忘れるハピネス
「この考えは僕のオリジナルさ」「これはあの人の発案だ。負けたなぁ」「これはあいつの意見だ。けなしてやろう」これら「誰々の」という狭い見方をすると、君の心は我他彼此(ガタピシ)と苦しくなる。「自分の」。「他人の」。このふたつを君が忘れ去ったなら、仮に何も持っていなくても、
しあわせな心でいられるだろう。(経集951)
ISBN9784887599581
ヒット数392
作成日2011.04.18



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