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興教大師における阿字観(二)="A" Letter Meditation (Ajikan) in Kogyo Daishi Kakuban's Thought (2)
著者 北尾隆心 (著) ; 大正大学真言学智山研究室 (編)
掲載誌 智山学報=Journal of Chizan Studies=智山學報
巻号v.40 (總號=n.54)
出版年月日1991.03.31
ページ69 - 95
出版者智山勧學會
出版サイト https://www.chisankangakukai.com/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
抄録「興教大師における阿字観とは」ということを明確にするために、興教大師の著作の中で間接的に阿字観を説く文献を中心として興教大師における阿字及び阿字観の意義については拙稿『興教大師における阿字観(一)』(牧尾良海博士記念論集『儒仏道三教思想論攷』所収)において論じた。
本論では、拙稿『興教大師における阿字観(一)』において論ずることができなかった直接的に阿字観を説く論書を中心として論及を行なった。
それにより興教大師は、阿字観によって浅観の者でも現身往生でき、深修の人であれば即身成仏できるとし、「阿字観」を即身成仏するための観法として最も重要なものとされていたことが分かった。
また、興教大師は「阿字観」の重要な要素として「阿息観」を位置付られ、なおかつ、「阿息観」それ自体も大変重要な観法であるとされていることが分かったのである。
目次はじめに 69
一、阿字観の功徳について 70
二、『阿字観』について 71
三、『字観儀』について 73
四、数息観について 75
五、阿息観について 76
おわりに 79
ISSN02865661 (P)
DOIhttps://doi.org/10.18963/chisangakuho.40.0_69
ヒット数284
作成日2016.09.01
更新日期2022.07.07



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