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瑜伽行派における五種姓説の展開 : 経典註釈書をもとに=The Development of the Five-Gotra Theory in the Yogācāra School: In Accordance with the Sūtra Commentaries
著者 岡田英作 (著)=Okada, Eisaku (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.64 n.3 (總號=n.139)
出版年月日2016.03
ページ1217 - 1221
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語英文=English
キーワードfive-gotra; Āryākṣayamatinirdeśaṭīkā; Buddhānusmṛtiṭīkā; Buddhānusmṛtivṛtti; Yogācāra
抄録瑜伽行派は,種姓(gotra)という概念を用いて,般涅槃の到達可能性や菩提の区別を論じる.玄奘を開祖とする法相宗では,五種姓を並べ,いわゆる「五姓各別」説を確立した.従来の研究は,「五姓各別」説の源流をインド仏教文献に辿ることで,スティラマティ(Sthiramati)に帰せられる著作(Sutralamkdra-vrttibhasya)に五種姓説が見出されることを明かし,同説は瑜伽行派において注目を集めるものではなかったと指摘する.しかし,従来の研究では,チベット訳のみ現存するインド仏教文献に関して,『大乗荘厳経論』に対する註釈書を除き,調査の対象となっていない.本稿では,チベット訳のみ現存する瑜伽行派の註釈書,アサンガ(Asanga)著『仏随念註』(Buddhanusmrti-vrtti),ヴァスバンドゥ(Vasubandhu)著『仏随念広註』(Buddhanusmrti-tika),特に,スティラマティ以降の瑜伽行派論師に帰せられる『聖無尽意所説広註』(Aryaksayamatinirdesa-tika)に着目する.まず,『仏随念註』『仏随念広註』における五種姓に関連する解説を通じて,瑜伽行派における五種姓説は,アサンガからヴァスバンドゥへの系譜の中で成立することを指摘する.次に,『聖無尽意所説広註』に五種姓に関連する解説を見出し,五種姓説は,瑜伽行派においてヴァスバンドゥやスティラマティ以降も展開したことを明らかにする.
目次1,Introduction 1217
2.The Buddhānusmṛti-vṛtti and the Buddhānusmṛti-ṭīkā 1217
3.The Āryākṣayamatinirdeśa-ṭīkā 1218
4.Conclusion 1219
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
ヒット数192
作成日2016.12.19
更新日期2019.06.10



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