近世仏教論

西村玲 (著)=Nishimura, Ryo (au.)

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		近世仏教論

著者	西村玲 (著)=Nishimura, Ryo (au.)
版	初版
出版年月日	2018.01
ページ	414
出版者	法藏館
出版サイト	http://www.hozokanshop.com/
出版地	京都, 日本 [Kyoto, Japan]
資料の種類	書籍=Book
言語	日文=Japanese
抄録	「堕落」など、ネガティブなイメージが今なお根強い近世仏教。しかし、そこには個性豊かな近世独自の思想が育まれ、近代・現代の仏教にまで影響を及ぼしていた。　では、そういった思想はどのように深められていったのか。また、近世の仏教は、キリシタン・儒者・世俗の科学的合理主義者といった「他者」とどのように向き合い、どのような思想を提示し得たのか。中国・明末仏教や次代の近代仏教までをも見据えた広角な視野から、“思想としての近世仏教”の姿を描いた論考１６篇を収録した、学界待望の論文集。入門的な論文から、各論に踏み込んだ専門的な論文までを収録し、当該分野を志す初学者から専門家まで、幅広い読者にオススメ！
目次	第Ⅰ部　近世仏教の展開　　近世仏教論　　教学の進展と仏教改革運動第Ⅱ部　明末仏教と江戸仏教　　慧命の回路――明末・雲棲袾宏の不殺生思想―― 　　虚空と天主――中国・明末仏教のキリスト教批判―― 　　東アジア仏教のキリスト教批判――明末仏教から江戸仏教へ―― 　　明末の不殺放生思想の日本受容――雲棲袾宏と江戸仏教―― 第Ⅲ部　キリシタンと仏教　　近世思想史上の『妙貞問答』　　近世仏教におけるキリシタン批判――雪窓宗崔を中心に―― 　　仏教排耶論の思想史的展開――近世から近代へ―― 第Ⅳ部　教学の進展　　中世における法相の禅受容――貞慶から良遍へ、日本唯識の跳躍―― 　　可知と不可知の隘路――近世・普寂の法相批判―― 第Ⅴ部　伝統から近代へ　　釈迦信仰の思想史的展開――『悲華経』から大乗非仏説論へ―― 　　須弥山と地球説第Ⅵ部　方法と実践　　「近世的世俗化」の陥穽――比較思想から見た日本仏教・近世―― 　　中村元――東方人文主義の日本思想史―― 　　アボカドの種・仏の種子――仏教思想は環境倫理に何ができるか―― 西村玲略歴・業績目録あとがき（末木文美士）人名索引
ISBN	9784831862471 (精裝); 4831862479
関連書評	書評西村玲著『近世仏教論』=Book Reviews : Nishimura Ryo : Buddhism, in early modern times / 大橋幸泰 (著) 書評：西村玲著『近世仏教論』=Nishimura Ryo, The Study of Early Modern Buddhism / 上野大輔 (著)=Ueno, Daisuke (au.) 書評と紹介：西村　玲著『近世仏教論』 / 桐原健真 (著)
ヒット数	431
作成日	2018.09.21
更新日期	2022.07.12

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