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東アジア仏教の生活規則:梵網経,最古の形と発展の歴史 |
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著者 |
船山徹 (著)=Funayama, Toru (au.)
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版 | 初版 |
出版年月日 | 2017.03 |
ページ | 528 |
出版者 | 臨川書店 |
出版サイト |
http://www.rinsen.com/
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出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
抄録 | 東アジア仏教徒の日々の生活規則『梵網経』。中国で偽作されたその「最古」の形を策定し、 明確な意図をもって書換えられた経典の歴史変遷に迫る。二十種をこえる経本の校勘から見え てくる偽作者の意図、そして経典の自律的発展史とは――西洋的仏教文献学の方法論に一石を 投じ、新たな校勘研究を模索する。未公開資料(日本奈良朝写本)の録文も収録。 |
目次 | はじめに 第1章 『梵網経』の概略 第1節 仏教史の中の『梵網経』 『梵網経』の登場/主な菩薩戒経典/日本への伝播/十重四十八軽戒 第2節 偽経説と成立年代 望月信亨の偉業/偽経説の根拠/成立年代 第3節 主な注釈書 第4節 本書の構成とねらい 第2章 『梵網経』下巻の本文――最古形と後代の書換え 第3章 『梵網経』最古形の現代語訳――後代の主な書換えとともに 第4章 『梵網経』下巻の素材と注解 第5章 京都国立博物館蔵 天平勝宝九歳写本の録文 第6章 『梵網経』の思想と修正の歴史――本書の新知見 第1節 本経最古形の思想 「梵網」とは何か/「仏性」/「捨身」の是非/菩薩となれる者たち/ 「大乗経律」の思想/出罪法/「食肉」「五辛」を避ける理由/菩薩の一年 第2節 語彙と語法 「若仏子」/「心地」/「孝」と「戒」/偽経は偽経を生む/『優婆塞五戒威儀経』 第3節 『梵網経』の変遷 最古形の問題――曖昧さと不統一/書換えの理由/本経諸本と注釈の関係 第7章 結論――『梵網経』校本の意義 参考文献――『梵網経』の主な研究書と論文 あとがき |
ISBN | 9784653043362 |
ヒット数 | 519 |
作成日 | 2018.09.28 |
更新日期 | 2018.09.28 |
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