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法然浄土教の人間観察 : これまでの動向と課題=Research Notes : Retrospective Research On the Anthropology Of Honen's Pure Land Buddhism |
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著者 |
市川定敬 (著)=Ichikawa, Sadataka (au.)
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掲載誌 |
仏教大学総合研究所紀要=Bulletin of the Research Institute of Bukkyo University=ブッキョウ ダイガク ソウゴウ ケンキュウジョ キヨウ
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巻号 | n.17 |
出版年月日 | 2010.03.25 |
ページ | 187 - 207 |
出版者 | 佛教大学総合研究所 |
出版サイト |
http://www.bukkyo-u.ac.jp/facilities/labo/
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出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
注記 | |
キーワード | 法然仏教; 人間観; 善悪; 悪人正機 |
抄録 | 本研究は、特に法然仏教の人間観というテーマに絞り、これまでに収集した研究論文を整理して、そこから読みとれる動向と今後の課題について考察した。法然の人間観に関する研究は次のように分類できる。(1)教学基盤として人間観を論じる立場 a 通仏教的背景から論じるもの b 仏教思想史・浄土教思想史的研究c実存的人間観研究 (2)浄土教信仰・思想の中に人間観を捉えるもの (3)全体にわたるものただし、これは一応の分類であって、必ずしも互いに干渉しないというものではない。今回収集した中で、峰島旭雄氏の「浄土教の人間観」(『佛教論叢』第十一号、一九六六)はそれ以前の研究を収集した成果であり、一つの基準とみなすことが出来る。この研究は、善導法然の浄土教の人間観においては人間一般について考えるものではない、また、悪人正機における善悪は普通(日常)の善悪を指すのではないという二点を指摘するが、他の研究を概観するとこの点に関する見解は一致せず、むしろさらなる議論が必要であることがわかるのである。 |
目次 | 【抄録】 187 はじめに 188 ① 教学基盤として人間観を論じる立場 191 a 通仏教的背景から論じるもの 191 b 仏教思想史的・浄土教思想史的研究 192 c 実存的人間観研究 195 ② 浄土教信仰・思想の中に人間観を捉えるもの 199 ③ 全体にわたるもの 204 おわりに 205 |
ISSN | 13405942 (P) |
ヒット数 | 272 |
作成日 | 2020.06.01 |
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