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近代の仏教思想と日本主義=Kindai no bukkyō shisō to Nihon shugi=Modern Buddhist !ought and Japanism |
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著者 |
石井公成 (監修)
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近藤俊太郎 (編)
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名和達宣 (編)
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出版年月日 | 2020.09.30 |
ページ | 572 |
出版者 | 法藏館書店 |
出版サイト |
https://pub.hozokan.co.jp/
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出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 石井 公成:専攻は仏教とその周辺文化。駒澤大学教授。 近藤 俊太郎:専攻は仏教史学。本願寺史料研究所研究員、龍谷大学非常勤講師。 名和 達宣:専攻は日本近代思想史・真宗学。真宗大谷派教学研究所所員。 |
抄録 | 「日本主義」を媒介したことで、近代の仏教思想はどのような表現が(不)可能となったのか。また仏教者・知識人たちは、「日本主義」に染められていく時代といかに対峙し、いかに仏教を再編していったのか。 支配的イデオロギーに再解釈を加えていくさまや、仏教思想の領野を確保すべく取り組んだ苦闘の軌跡を尋ね、「戦争責任論」とは異なる視座から、“仏教思想と日本主義”という古くて新しい問いへと迫る。 仏教者や知識人たちは、「日本主義」へ傾倒していく時代といかに向き合い、いかに仏教を再編したのか。その思想的格闘の軌跡を追う。 |
目次 | 仏教思想と日本主義への入射角:序にかえて(近藤俊太郎) 【総論】日本主義と仏教(石井公成)
第Ⅰ部 親鸞・聖徳太子 真宗大谷派の教学と日本主義:曽我量深を基点として(名和達宣) 真宗本願寺派の教学と日本主義:梅原真隆を通して(内手弘太) 聖徳太子と日本主義:金子大榮を中心に(東 真行) 『原理日本』と聖徳太子:井上右近・黒上正一郎・蓑田胸喜を中心に(中島岳志) 民族主義の体系と形式:三井甲之とその門弟(藤井祐介)
第Ⅱ部 日蓮・禅 日蓮主義と日本主義:田中智学における「日本による世界統一」というビジョンをめぐって(ユリア・ブレニナ) 日蓮主義と日本主義との衝突:日中戦争期における東亜連盟運動(クリントン・ゴダール) 鈴木大拙『日本的霊性』再考:仏教を超える新「日本宗教」(ステファン・グレイス) 臨済宗と「日本精神」:関精拙、古川堯道を中心に(大竹 晋) 禅・華厳と日本主義:市川白弦と紀平正美の比較分析を通じて(飯島孝良)
第Ⅲ部 教養・修養・転向 本居宣長と日本主義:暁烏敏による思想解釈を通して(齋藤公太) 日本回帰の思想構造:亀井勝一郎の場合(碧海寿広) 吉川英治と日本主義:修養する武蔵と親鸞(大澤絢子) 日本主義の主体性と抗争:原理日本社・京都学派・日本神話派(栗田英彦) 親鸞とマルクス主義:佐野学の思想経験を中心に(近藤俊太郎)
まとめと展望(近藤俊太郎・名和達宣)
あとがき:課題としてのX(名和達宣)
執筆者紹介 |
ISBN | 9784831855602 (hc) |
関連書評 | - Book Review: 近代の仏教思想と日本主義. Edited by 近藤俊太郎, 名和達宣=Book Review: Modern Buddhist Thought and Japanism. Edited by Kondō Shuntarō and Nawa Tatsunori / Fukushima, Eiju (著)
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ヒット数 | 621 |
作成日 | 2020.10.27 |
更新日期 | 2023.05.03 |
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