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大乗の諸経論に見られる大乗仏説論の系譜:II. 『迦葉品』:仏陀の説法とその理解=Development of the Theory for the Defense of the Grand Vehicle in Mahāyāna Sūtras and Treatises II Kāśypaparivarta |
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著者 |
藤田祥道 (著)=Fujita, Yoshimichi (au.)
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掲載誌 |
仏教学研究=The Studies in Buddhism=ブッキョウガク ケンキュウ
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巻号 | n.60/61 |
出版年月日 | 2006.03.31 |
ページ | (44) - (65) |
出版者 | 竜谷大學佛教學會 |
出版サイト |
http://www.ryukoku.ac.jp/
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出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 著者所属: 龍谷大学兼任講師 |
キーワード | インド; 大乗仏教; 迦葉品; 般若経; 八千頌; 解深密経; 智慧; 無自性; 空; 密意; 三無自性説 |
抄録 | 『般若経』が空・無自性の思想を内容とする「智慧の完成」の教説を宣布するにあたって抱えた課題,すなわち,1.この教説を拒絶し誹謗する者たちに対してはその非難を阻止し,2.これを恐怖する者たちに対してはたくみに教導すること,をみずからの問題として引き継いだ大乗経典に『迦葉品Kasyapaparivarta』がある。同経典には,『道行』と同じ支婁迦讖Lokaksemaによって後漢光和年間(A.D.178-184)に訳された最古の漢訳『仏説遺日摩尼宝経』があるから,その成立は『道行』とさほど離れているとは考えられない。以下,『般若経』が抱えた課題に対して,同経典より少し後に成立した『迦葉品』がいかに取り組み,また新たな言説を加えていったかを検証してゆくことにしよう。 |
目次 | II. 1 .大乗菩薩や大乗経典を誹誘する書薩 44 II. 2 .空・無自性の教説を恐れる者たち 51 II . 3 . r迦葉品」が残した課題 58
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ISSN | 02870312 (P) |
ヒット数 | 592 |
作成日 | 2021.02.22 |
更新日期 | 2021.09.03 |
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