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タイ上座仏教と社会的包摂:ソーシャル・キャピタルとしての宗教 |
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著者 |
桜井義秀 (編著)
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出版年月日 | 2013.03.29 |
ページ | 360 |
出版者 | 明石書店 |
出版サイト |
https://www.akashi.co.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
抄録 | タイにおいて公共領域や社会生活と大きく関わっている上座仏教について、「現代タイ社会の構図と再編の課題」「タイ仏教によるソーシャル・サポート」「タイ仏教の新潮流」という構成によりその全体像をとらえ、宗教とソーシャル・キャピタルとの関係を探る。 |
目次 | はじめに タイ上座仏教とソーシャル・キャピタル(櫻井義秀)
第Ⅰ部 現代タイ社会の構図と再編の課題 1章 地域社会の再編とソーシャル・キャピタル(櫻井義秀) 一 はじめに 二 地域社会の変動 三 都市‐農村関係再編への試み 四 社会的包摂のためのソーシャル・キャピタル 五 おわりに [コラム]総合学習としてのタイ研究とフィールドワーク
2章 社会的包摂としてのインフォーマル教育(北澤泰子) 一 はじめに 二 社会的排除と子どもたち 三 生き直しの学校 四 子どもの村学園 五 生き直しの学校と子どもの村学園の比較 六 おわりに [コラム]タイ体験学習
第Ⅱ部 タイ仏教によるソーシャル・サポート 3章 タイ上座仏教寺院とHIV/エイズを生きる人々(佐々木香澄、櫻井義秀) 一 はじめに 二 タイのHIV/エイズ問題と仏教寺院 三 エイズホスピスとしての寺院 四 HIV/エイズを生きる人々 五 おわりに [コラム]バイクタクシーの運転手
4章 国際NGOによる上座仏教のソーシャル・キャピタル化(岡部真由美) 一 はじめに 二 北タイにおけるエイズの課題と僧侶による解決の取り組み 三 国際NGOによる介入をとおした僧侶ネットワークの形成 四 国際NGOによる上座仏教のソーシャル・キャピタル化 五 おわりに [コラム]他宗教との対話
5章 瞑想と生きる実践――生きにくさに寄り添う(浦崎雅代) 一 はじめに 二 瞑想実践とは 三 カンポン・トーンブンヌム氏のライフヒストリー 四 カンポン氏をとりまく人々と環境――善友という概念と実践 五 考察――生きにくさを学びに変える技法としての瞑想 六 おわりに――「ただ観る」という生きる技法 [コラム]タイでの原体験――バナナで火を消すお坊さん
6章 タイにおける洪水問題と寺院の社会活動(スチャリクル・ジュタティップ、櫻井義秀) 一 はじめに 二 二〇一一年の洪水問題 三 寺院による救援活動 四 洪水に対応した寺院・僧侶の役割 五 おわりに [コラム]二〇一一年の大洪水
第Ⅲ部 タイ仏教の新潮流 7章 仏教・国王・学生と絆づくりのイノベーション(矢野秀武) 一 はじめに 二 事例紹介 三 ソーシャル・キャピタルの形成 四 おわりに [コラム]どうも勝手が違う…
8章 現代タイの「宗教の回復」(泉経武) 一 はじめに 二 プッタタート比丘の仏教思想――プラウェートのチットウィンヤーン理解の淵源として 三 チットウィンヤーンに関する国家健康法案の議論 四 おわりに [コラム]熱望からの覚醒/自己への覚醒
9章 ドイツにおけるタイの寺院とソーシャル・キャピタル(ティラポン・クルプラントン) 一 はじめに 二 ドイツの上座仏教寺院 三 寺院の宗教活動 四 寺院によるソーシャル・サポート 五 ドイツに暮らすタイ人 六 おわりに [コラム]ドイツ在住のタイ僧侶の温かさ
あとがき 索引 |
ISBN | 9784750337968 |
関連書評 | - 櫻井義秀編著, 『タイ上座仏教と社会的包摂-ソーシャル・キャピタルとしての宗教』=SAKURAI Yoshihide, ed., Thai Theravada Buddhism and Social Capital / 森部一 (著)=Moribe, Hajime (au.)
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ヒット数 | 1111 |
作成日 | 2021.10.28 |
更新日期 | 2021.10.28 |
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