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『華厳経』「十地品」における「唯心」について
著者 室寺義仁
掲載誌 高野山大学密教文化研究所紀要=Bulletin of the Research Institute of Esoteric Buddhist Culture : Mikkyo Bunka Kenkyusho Kiyo=コウヤサン ダイガク ミッキョウ ブンカ ケンキュウジョ キヨウ
巻号n.14
出版年月日2001.02
ページ190 - 150
出版者高野山大学密教文化研究所
出版サイト http://www.koyasan-u.ac.jp/laboratory/
出版地高野町, 和歌山縣, 日本 [Koya, Wakayama-ken, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
キーワード十地経; 唯心; 般舟三昧経
目次序 190
1. 『十地経』の「三界唯心」の一文を巡る先行研究 189
2. 『十地経』第六現前地の脈絡において、なぜ「唯心」の表明が必要であったか 185
2.1. 「三界唯心」の思惟が表明される脈絡 185
2.2. 脈絡分析α ー 大悲のものとなった菩薩にとっての行動主体（karaka）批判の脈絡における「三界唯心」 180
2.3. 脈絡分析β ー 「ただ一つの心に內在するものとしての縁起観察」を導き出す「三界唯心」 176
2.4. 総合的脈絡分析と、そこのおける「三界唯心」の真の意図 175
3. 菩薩のみに妥当する、観念論的存在論としての「三界唯心」 166
3.1. 『般舟三昧経』の「三界唯心」 166
3.2. 『般舟三昧経』と『十地経』の「三界唯心」の脈絡の比較 163
3.3. 「入法界品」における菩薩の「心」について 160
4. 結語に代えて 158
ISSN09103759 (P)
ヒット数111
作成日2021.11.07



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