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仏教の止観と〝マインドフルネス〟─その特徴と問題点─〈講演録〉=Mindfulness and Buddhist Samatha/Vipassana Meditation: Characteristics and Problems (Transcribed Lecture) |
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著者 |
蓑輪顕量 =Minowa, Kenryo
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掲載誌 |
花園大学国際禅学研究所論叢=Annual Report of the International Research Institute for Zen Buddhism=ハナゾノ ダイガク コクサイ ゼンガク ケンキュウジョ ロンソウ
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巻号 | n.14 |
出版年月日 | 2019.03 |
ページ | (23) - (68) |
出版者 | 花園大学国際禅学研究所 |
出版サイト |
http://iriz.hanazono.ac.jp/index.ja.html
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出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | ただいま御紹介に預かりました、蓑輪と申します。「仏教の止観とマインドフルネス、その特徴と問題点」と題しまして話をさせて頂きます。今日の話の要旨を最初に挙げたいと思います。
(以上は2017年10月14日に開催された特別講演会「仏教の止観と“マインドフルネス”─その特徴と問題点─」の講演録である。講演会は臨済宗妙心寺派教化センターおよび花園大学国際禅学研究所の共催により開催された。) |
抄録 | 苦しみの原因は何か。それは、人間の認識機能のあり方に原因がある。仏教における瞑想は止観と呼ばれる。止は心の働きを静めること に、観は観察することに重点を置いた名称である。釈尊の瞑想は当初、サティパッターナ(念処)と呼ばれた。それは対象に注意を振り向けることであり、言語機能を用いるものと用いないものとの双方の認識機能を援用しながら対象を観察することであった。片方は「無分別」につながる観察であるが、現在、マインドフルネスと呼ばれる観察は、言語機能を離れた方の認識と推定される。ただ運用の仕方によっては問題点もあることに注意が必要。 |
目次 | 1. 悩み苦しみの起きる原因は 24 2. 言葉の意味から 25 3. 名色の分離 28 4. 無分別 35 5. 観察の効果 37 6. 中国天台宗の主張 45 7. 『摩訶止観』の主張 48 8. マインドフルネス瞑想 51 9. 問題点 56 質疑応答 58 回答 59 参考文献 67 |
ISSN | 18807925 (P) |
ヒット数 | 801 |
作成日 | 2021.12.02 |
更新日期 | 2021.12.02 |
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