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雪坂尚彦『十地品私記』における浄影寺慧遠の理解=The Understanding of Jingyingsi Huiyuan in the Sipchip’um sagi by Sŏlpa Sangŏn
著者 金天鶴 (著)=きむちょんはく (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.65 n.2 (總號=n.141)
出版年月日2017.03.20
ページ981 - 974
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
ノート本論文は 2011 年韓国政府(教育科学技術部)財源による韓国研究財団の支援を受けた研究成果である(KRI-2011-361-A00008).
東国大学校 HK 教授
キーワード朝鮮後期華厳学; 雪坂尚彦; 澄観; 慧遠; 『雑貨腐』; 十地品釈
抄録The late Chosŏn period in the 18th century is known as “The Era of Huayan” and the primary object of study at the time was the Huayan jing shuchao 華厳経疏鈔 by Qingliang Chengguan 清涼澄観. The extensive commentaries on the Daśabhūmika-sūtra in the Huayan jing shuchao still remain to the present, and the study by Sŏlpa Sangŏn 雪坂尚彦 (1707–1791) had a powerful influence on later research. The Chaphwabu 雑貨腐 by Sŏlpa refers to a Daśabhūmika commentary, Sipchip’um sagi 十地品私記. Here the author mentioned Jingyingsi Huiyuan 浄影寺慧遠 several times, mostly to criticize him. However, Sŏlpa did not see the Shidi lun yiji 十地論義記 by Huiyuan. Therefore, his understanding of Huiyuan was only possible through Chengguan. For that reason, he reveals limitations of understanding about Huiyuan in studies on Huayan in the late Chosŏn dynasty.
目次1.問題の所在 981
2.『私記』における慧遠の理解 981
2.1. 引用について 981
2.2. 『義記』を見ていなかった証拠 980
2.3. 慧遠に対する批判 979
(1)間接批判 979
(2)直接批判 977
(3)慧遠に対する肯定 976
3.結論 975
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
DOI10.4259/ibk.65.2_981
ヒット数309
作成日2022.05.17



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