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『伝心法要』に見る唐代禅の思想展開――ありのままの馬祖禅から空に回帰する黄檗の禅へ――=The Development of Chan Thought in the Tang-dynasty According to the Chuanxin Fayao: From the Unembellished Chan of Mazu to the Return to Śūnyatā Chan of Huangbou
著者 小川太龍 (著)=おがわたいりゅう (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.66 n.1 (總號=n.143)
出版年月日2017.12.20
ページ40 - 45
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
ノート花園大学国際禅学研究所研究員
キーワード黄檗希運; 『伝心法要』; 唐代禅; 馬祖禅
抄録By comparing the thought of Mazu Daoyi 馬祖道一 (709–788) with that of his dharma grandson Huangbo Xiyun 黄檗希運 (d. 850), we will clarify the development of Mazu’s Chan thought which is the keynote of Tang-dynasty Chan. The main point of Huangbo’s philosophy is to divide the “mind” into “one pure radiance” 一精明 and “six harmonies” 六和合.From there, in order for it, to perfectly fit with the mind that is Buddha, his philosophy introduces the idea of “return to śūnyatā” 空.Huangbou had developed a unique philosophy by adding new changes to the ideas of Mazu’s three elements: “the mind itself is Buddha” 即心是仏,“function and activities are nature” 作用即性,“the ordinary with nothing to do” 平常無事.
目次はじめに 40
一 黄檗に継承される馬祖禅の語句 40
二 思想構造の比較 42
三 三要素の再検討 43
おわりに 44
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
DOI10.4259/ibk.66.1_40
ヒット数510
作成日2022.05.27



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