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On Interpretations of the anusmṛti of the Three Jewels: *Buddhānusmṛtivṛtti, Vyākhyāyukti, and Related Texts=三宝随念の解釈について:『仏随念注』『釈軌論』と関連文献
著者 Horiuchi, Toshio (著)=堀内俊郎 (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.66 n.3 (總號=n.145)
出版年月日2018.03.25
ページ1102 - 1108
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語英文=English
キーワードBuddhānusmṛtivṛtti; Buddhānusmṛtiṭīkā; Vyākhyāyukti; Arthaviniścayasūtranibandhana; Asaṅga; Vasubandhu; Guṇamati
抄録三宝随念に関連して,無著に帰せられる『仏随念注』『法随念注』『僧随念釈』という文献がある(以下,無著の三書).また,世親に帰せられる『仏随念広注』という文献もある.他方,確実に世親の手になるものとして『釈軌論』があり,徳慧による注釈『釈軌論注』もある.すべてチベット語訳としてのみ残る.また,無著の三書は,Arthaviniścayasūtranibandhanaでの四証浄解釈に密接に関連することも知られている.

本稿ではそれらの文献の前後関係について,いくつかのパッセージを比較することによって考察し,以下の結論を得た.1)『釈軌論』が,無著の三書に先行する.2)『法随念注』と『僧随念釈』のほうが,『釈軌論注』よりも後に書かれたものである.3)無著の三書は,チベット語訳の題号に出るタイトルが異なっており(「仏随念」と「法随念」は「注」,「僧随念」は「釈」),梵本のタイトルも他のインド文献に言及されず,無著作として言及するインド文献も見られない.その点で,それら三書は,梵本タイトル,著者性が疑わしい.さらに,『法随念注』と『僧随念釈』は冒頭に四証浄に言及するが『仏随念注』にはそれへの言及がない点で,三書が同一著者によって同一の構想のもとで作成されたことに対する疑義がある.
目次0. Introduction 1102
1. Relationship between Texts 1103
2. Relationship between VyY and the “three texts by Asaṅga” 1103
3. Conclusion 1107
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
DOIhttps://doi.org/10.4259/ibk.66.3_1102
ヒット数162
作成日2022.08.09
更新日期2022.08.09



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