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西方諸師の『発智論』:有部の聖典伝承についての一考察=The Jñānaprasthānaśāstra Passed Down by Pāścātya
著者 石田一裕 (著)=Ishida, Kazuhiro (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.67 n.2 (總號=n.147)
出版年月日2019.03.20
ページ1005 - 1000
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
キーワード説一切有部; 西方諸師; 涅槃経; カシュミール; ガンダーラ
抄録In this paper, I discuss two texts: the Jñānaprasthānaśāstra, passed down by Pāścātya, and the Mahāparinirvāṇasūtra as found in the Sarvāstivādin school. I also look at the specific textual tradition of the Sarvāstivādin school. The result of my research is that the Mahāparinirvāṇasūtra that was quoted in the Chinese translation of the Jñānaprasthāna called the Fazhi lun is related to the Kṣudravastu of the Mūlasarvāstivāda-vinaya. In addition, I point out that the Sarvāstivādins accepted a variety of types of textual traditions. In other words, we find the existence of passages with different content in the same part of the same text, but for the Sarvāstivādins this was permitted because both are regarded as passages in scripture.
目次1.はじめに 1005
2.『大毘婆沙論』における『発智論』を通じた経典の引用 1005
3.「涅槃経」の当該箇所の記述 1004
4.有部の「涅槃経」の特徴 1003
5.有部の聖典伝承について 1002
ISSN00194344 (P); 18840051 (E)
DOIhttps://doi.org/10.4259/ibk.67.2_1005
ヒット数177
作成日2022.09.19
更新日期2022.09.19



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