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The Structure of Jāti in Bhaṭṭajayanta’s Nyāyamañjarī=バッタジャヤンタ著『ニヤーヤマンジャリー』における詭弁的論駁の構造
著者 Sudo, Ryushin (著)=須藤龍真 (au.)
掲載誌 印度學佛教學研究 =Journal of Indian and Buddhist Studies=Indogaku Bukkyōgaku Kenkyū
巻号v.68 n.3 (總號=n.151)
出版年月日2020.03.25
ページ1147 - 1150
出版者日本印度学仏教学会
出版サイト http://www.jaibs.jp/
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語英文=English
キーワードjāti; Nyāyamañjarī; Bhaṭṭajayanta; Uddyotakara; Nyāya
抄録本稿は中世ニヤーヤ学派の学匠バッタジャヤンタ(ca. 9–10c)による『ニヤーヤマンジャリー』第12章前半部に展開される「詭弁的論駁」(jāti)論を考察するものである.当該箇所において,彼は詭弁的論駁の定義・対象・論証例・下位区分に関して詳細に論じている.彼の詭弁的論駁論に特徴的な点として以下のものが挙げられる.ジャヤンタは,1)従来の詭弁的論駁定義を巡る問題を整理し,綱要所『ニヤーヤカリカー』において新たな定義的説明を与えている.2)時代的に先行するウッディヨータカラ著『ニヤーヤヴァールッティカ』や仏教論理学文献にも確認される詭弁的論駁の適用対象の正誤に関する議論の中で,正しい論証のみを適用対象とする解釈を排し,誤った論証が適用対象となりうることを論書における詭弁的論駁の教示の妥当性の文脈で論じている.3)ヴァーツヤーヤナが詭弁的論駁の適用対象として用いた論証例をウッディヨータカラが等閑視している一方で,先述の議論の文脈で正当化している.4)ニヤーヤ学派の詭弁的論駁の24区分に対する仏教徒からの批判に起因すると思われる分類上の内容重複を巡る問題について,ウッディヨータカラと論点を共有しつつも,異なる視点から下位区分の区別を論じている.以上の点について,『ニヤーヤマンジャリー』とニヤーヤ学派の諸注釈との比較考察を通じて明らかにした.
目次Introduction 1147
1. Jayantaʼs redefinition of jāti 1147
2. Is the target of jāti sound or not? 1148
3. Justification of jātiʼs example 1148
4. The Distinctions among jāti subdivisions 1149
5. Conclusion 1150
ISSN00194344 (P)
DOIhttps://doi.org/10.4259/ibk.68.3_1147
ヒット数219
作成日2022.09.30
更新日期2022.09.30



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