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著者 |
師茂樹 (著)=Moro, Shigeki (au.)
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出版年月日 | 2015.05.31 |
ページ | 480 |
出版者 | ナカニシヤ出版 |
出版サイト |
https://www.nakanishiya.co.jp/
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出版地 | 京都, 日本 [Kyoto, Japan] |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 2012年に関西大学に提出した学位請求論文(博士[文化交渉学])の一部がベース 参考文献: p448-463 索引あり 請求記号: 181.232-Mo75 仏教図書共通分類表: 181.232 |
キーワード | 仏教; アジア (東部); 仏教哲学; 歴史; 唯識 |
抄録 | 玄奘が残したとされる論理式「唯識比量」を巡る、東アジア全域にわたり、時代を超えて展開された議論を丹念に読み解き、さらにはそこから浮かび上がる、「論理」と「歴史」の間の「共生」的関係を解き明かす。
三蔵法師として有名な玄奘は、インドで何を証明したのか。玄奘にまつわる論理式「唯識比量」を巡る、国や時代をまたいだ議論の探究を通じ、論理と歴史の「共生」構造を解き明かす。 |
目次 | まえがき 第一章 序 論 一 対象と方法 二 周縁としての因明 三 本書の構成 第二章 唯識比量の成立と新羅における批判 一 問題の所在 二 玄奘伝における唯識比量の問題 三 基『因明入正理論疏』の唯識比量解釈 四 新羅における唯識比量批判 五 小 結 第三章 論理式の解釈と仏教史の構想 ――バーヴィヴェーカの論理式をめぐって―― 一 問題の所在 二 バーヴィヴェーカの伝承の変遷 三 掌珍比量の東アジアにおける受容 四 日本古代における掌珍比量研究 五 東アジアにおける『大仏頂経』研究と掌珍比量 六 小 結 第四章 繰り返される三転法輪 ――東アジアにおける三時教判の展開―― 一 問題の所在 二 基以前の三転法輪説 三 唐・新羅における三時教判の展開 四 日本古代における三時教判の展開 五 徳一の三時教判に基づく法華経解釈 六 小 結 第五章 空有の論争と仏性論争との接続 一 問題の所在 二 空有論争と大安寺 三 相部律宗定賓の行状・思想とその日本への影響 四 『日本霊異記』下巻第三八縁に見られる仏性論争 五 小 結 *
あとがき 文献一覧 事項索引 人名索引 |
ISBN | 9784779509292; 4779509297 |
ヒット数 | 167 |
作成日 | 2022.09.30 |
更新日期 | 2023.09.07 |
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