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近代における凡夫の自覚道:清沢満之、曽我量深の求道を通して
著者 安西廉 (著)=Anzai, Ren (au.)
出版年月日2015.09.30
ページ173
出版者大谷大学
出版サイト https://www.otani.ac.jp/
出版地京都, 日本 [Kyoto, Japan]
資料の種類博碩士論文=Thesis and Dissertation
言語日文=Japanese
学位博士
学校大谷大学
学部・学科名真宗学専攻
卒業年2015
キーワード近代教学; 清沢満之; 曽我量深
目次凡例 2
目次 3
序 7
第一章 近代における凡夫の自覚道の源泉―清沢満之の求道―
第一節 清沢満之の求道―宗教心にもとづく実験―
第一項 ミニマム・ポッシブル 11
第二項 教団改革運動 16
第二節 他力信念の確立
第一項 『阿含経』読誦 19
第二項 『エピクテタス氏教訓書』の披展 24
第三項 他力信念の確立―現前ノ境遇ニ落在セルモノ― 29
第三節 清沢満之の信念の広がり
第一項 浩々洞 37
第二項 精神主義 43
第三項 明治仏教界における精神主義の立場 46
第四項 清沢満之出現の歴史的意義 50
第二章 逆縁教興―清沢満之との値遇―
第一節 明治における精神主義批判
第一項 道徳的立場からの批判―『新仏教』― 67
第二項 曽我量深における精神主義批判の萌芽
(イ)「弥陀及び名号の観念」(一) 72
(ロ)「弥陀及び名号の観念」(二) 74
第三項 「精神主義」―批判の核心― 77
第二節 清沢満之との値遇
第一項 「自己を弁護せざる人」 81
第二項 「宗教的人格論」―「自己を弁護せざる人」の内実― 85
第三項 「我に影向したまへる先師」 87
第三節 「疑の子」の自覚 90
第三章 宿業の実験―「食雪鬼」の自覚―
第一節 仏智疑惑
第一項 救済の核心―「必ず不可なり」― 101
第二項 『観経』にもとづく憧憬的信仰 103
第三項 帰郷前における曽我の心境 107
第二節 宿業の実験
第一項 「比叡及び吉水に於ける祖聖の問題」―至深至細な自力執心― 109
第二項 「食雪鬼」の自覚―浄土真宗の開顕― 114
第三節 他力救済の本質
第一項 「食雪鬼」の自覚における主観的救済 117
第二項 曽我量深出現の真宗的意義 122
第三項 救済の実験から法蔵菩薩の自証へ 126
第四章 願生道―自覚自証の仏道―
第一節 「地上の救主」―法蔵菩薩の降誕―
第一項 法蔵菩薩推求の意義 133
第二項 法蔵菩薩の自証 136
第三項 信仰主体の確立―「自我の真主観」― 140
第二節 一人の聴聞
第一項 清沢満之没後の浩々洞 143
第二項 浩々洞の瓦解―恩寵主義の隆盛― 146
第三項 「告白」―浩々洞魂― 150
第三節 本願に生きる―「親鸞の仏教史観」― 153
結 166
参考文献 168
ヒット数262
作成日2023.03.30
更新日期2023.03.30



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