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馬勝梵天問答考=A study of the dialogue between Asvajit and Brahman
著者 小川宏 (著)
掲載誌 智山学報=Journal of Chizan Studies=智山學報
巻号v.41
出版年月日1992.03.31
ページ91 - 110
出版者智山勧學會
出版サイト https://www.chisankangakukai.com/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
抄録阿毘達磨論書の大毘婆沙論や倶舎論において、色界の有覆無記存在の教証とされる馬勝比丘と大梵天王との問答は、その淵源を長阿含経に発し、原始仏教より阿毘達磨仏教を通じて仏教教理学の重要な思想を含んでいる。更に神話学や歴史学の上からも種々の注目すべき問題点が指適され得る。教理学と神話学等の二方面から馬勝梵天問答を考察したいと考える。
目次〈論文要旨〉91
(一) 91
(二)当論考の考察方法 92
(三)当問答の教理学的考察 93
(四)阿毘達磨仏教における当問答 94
(五)馬勝梵天問答の神話学的歴史学的考察 95
(六)宗教問答としての馬勝梵天問答 96
(七)不見辺際鳥の喩 97
(八)馬勝比丘について 100
(九)長阿含経における堅固経の位置 101
(十)堅固経の構成と思想的意味 103
註 104


ISSN02865661 (P)
DOIhttps://doi.org/10.18963/chisangakuho.41.0_91
ヒット数143
作成日2023.04.07
更新日期2023.04.10



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