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旃陀羅の史的考察(二)=A historical contemplation of Candala (旃陀羅) II |
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著者 |
宮坂宥勝 (著)
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掲載誌 |
智山学報=Journal of Chizan Studies=智山學報
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巻号 | v.42 |
出版年月日 | 1993.12.12 |
ページ | 71 - 87 |
出版者 | 智山勧學會 |
出版サイト |
https://www.chisankangakukai.com/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 智豊合同教学大会紀要,興教大師850年御遠忌記念号 |
抄録 | 漢訳『摩登伽経』は、経名の通りにマータンガ(matanga)すなわちチャンダーラにまつわる経典として、夙に知られる。本経に登場するマータンガ種族のトゥリシャンク(Trisanku.漢訳、帝勝伽)王は、チャンダーラ出身である。この王を中心とした物語は『ディヴィヤーヴァダーナ』(Divyavadana)、叙事詩『ハリヴァンシャ』(Harivamsa)などにも伝える。階級批判さらには社会的差別の否定がストーリーのなかでどのように展開するかを考察するのが本稿である。前回発表した同題(一)の続篇になる。なお前篇のチャンダーラ観の構成は、次のとおりである。(1)階級批判もしくは社会的差別の対象としての存在。(2)救済譚における存在。(3)出家についての比喩。(4)差別是認または社会的差別さらには蔑視対象。(5)尊格化。(6)その他。 |
目次 | 〈論文要旨〉71 上巻 75 註 85 |
ISSN | 02865661 (P) |
DOI | https://doi.org/10.18963/chisangakuho.42.0_71 |
ヒット数 | 627 |
作成日 | 2023.04.10 |
更新日期 | 2023.04.12 |
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