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退法阿羅漢考=A study on parihana-dharma arhan
著者 小川宏 (著)
掲載誌 智山学報=Journal of Chizan Studies=智山學報
巻号v.43
出版年月日1994.03.31
ページ81 - 106
出版者智山勧學會
出版サイト https://www.chisankangakukai.com/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
抄録倶舎論賢聖品に所出の喬底迦比丘の阿羅漢果よりの退失をめぐる「退法阿羅漢」伝説を中心として、その伝説の淵源を探り、更に、聖果よりの退転・不退転の如何を部派仏教の各派がどの様に考えていたかを探求する。特に喬底迦の残した長老偈中の偈頌を考察し、その「雨中庵住」の境地の評価が阿羅漢果退転論に大きな位置を占める事を明らかにする事を企図する。
目次〈論文要旨〉81
(一)ゴーディカ比丘の伝説 81
(二)「雨中庵住」の偈について 82
(三)ゴーディカの退法と自害伝説 84
(四)修業階梯上の阿羅漢論と退転論 85
(五)六種性阿羅漢について 85
(六)退転の直接原因 87
(七)聖果の退・不退に関する諸部派の説 87
(八)各派の本問題に対する態度 88
(九)ゴーディカ伝説の取扱い 90
(十)有部の阿羅漢有退説の理由 90
(十一)経部のゴーディカ伝説解釈 92
(十二)世親の真意 93
ISSN02865661 (P)
DOIhttps://doi.org/10.18963/chisangakuho.43.0_81
ヒット数145
作成日2023.04.12
更新日期2023.04.14



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