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古代インドにおけるチャンダーラ=Candala in Ancient India
著者 宮坂宥勝 (著)
掲載誌 智山学報=Journal of Chizan Studies=智山學報
巻号v.44
出版年月日1995.03.31
ページ19 - 36
出版者智山勧學會
出版サイト https://www.chisankangakukai.com/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
抄録釈尊在世の紀元前六、五世紀ころは、多くの残存種族-その一部は部族化した種族-と国家とが共存する不均等社会であった。アリアン民族のガンジス河中流域地方移住とともに原住民族のアリアン化がすすみ、バラモン的社会体制が確立されていった。この間に、チャンダーラをはじめとするいくつかの林住種族は、階級社会から疎外された下層民として体制の下部組織に組み込まれた。そして、アリアン社会内の一定の混血族もチャンダーラの刻印を押された。このようなチャンダーラをはじめとする不可触民がどのように生み出されていったかを考察してみたい。
目次〈論文要旨〉19
はじめに 19
(1)チャンダーラの起源 20
(2)チャンダーラの人身供犠 23
(3)パウルカサ 24
(4)ニシャーダ(nisada) 25
(5)マータンガ(matanga) 26
(6)ヴリシャラ(vrsala, vasala) 27
(7)バラモン法典におけるチャンダーラその他 28
注 32
ISSN02865661 (P)
DOIhttps://doi.org/10.18963/chisangakuho.44.0_19
ヒット数259
作成日2023.04.14
更新日期2023.04.14



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