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「阿字観と菩提心とについて」:特に「阿字観」に関する一考察=A study on "AJIKAN" and "Bodhicitta" in Shingon esoteric buddism
著者 布施浄明 (著)
掲載誌 智山学報=Journal of Chizan Studies=智山學報
巻号v.45
出版年月日1996.03.31
ページ103 - 117
出版者智山勧學會
出版サイト https://www.chisankangakukai.com/
出版地東京, 日本 [Tokyo, Japan]
資料の種類期刊論文=Journal Article
言語日文=Japanese
抄録我々真言行者が修行をするのは、真言密教最大の目的である「即身成仏」の境地を体得することにある。その修行方法として「観法」がある。この「阿字観」は修法の中枢をなすものである。この「阿字観」は『大日経』・『大疏』・『菩提心論』に見られる「観法」であるが、この『菩提心論』の中で「阿字観」の中枢を示す偈頌が『金剛頂瑜伽修習毘盧遮那三摩地法』で説かれているものと同一であり、経典成立から考えると『毘盧遮那三摩地法』が最も古い儀軌であると思われる。今回はこの儀軌を中心に「阿字観」と行者の「菩提心」との関係を考察した。
目次〈論文要旨〉 103
【問題の所在】 103
【本題】 104
【『毘盧遮那三摩地法』における「観法」について】 110
【総論】 116
ISSN02865661 (P)
DOIhttps://doi.org/10.18963/chisangakuho.45.0_103
ヒット数614
作成日2023.04.14
更新日期2023.04.17



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