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「安らかなる心を求めて―檀信徒信仰プログラムと本宗指導者養成の一考察」 |
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著者 |
片野真省 (著)
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掲載誌 |
智山学報=Journal of Chizan Studies=智山學報
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巻号 | v.68 |
出版年月日 | 2019 |
ページ | 065 - 083 |
出版者 | 智山勧學會 |
出版サイト |
https://www.chisankangakukai.com/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
資料の種類 | 期刊論文=Journal Article |
言語 | 日文=Japanese |
キーワード | 本尊信仰; 夢と希望の空間; 変革; 安らかなる心 |
抄録 | 真言宗智山派が教育制度改革や人材養成を宗政の基本方針に置いて実に長い歳月を費やしてきた。「法は人によって弘まる」宗祖大師のお言葉に沿った取り組みではあるが、その内実はいかがだろう。現在の子弟教育と研修制度は何を齎しているのか? どんな人材を養成してきたのか? そしてその人材は宗内寺院でどんな宗教活動を重ねているのか? 人口減少、少子高齢社会を迎え、更には檀信徒の宗教意識が希薄になる中、寺院住職は檀信徒と接して何を弘めているのだろう。
教相・事相の子弟教育カリキュラムはこの数十年来ほとんど改変することなく踏襲されたままである。社会情勢が大きく転換し、寺院を取り巻く環境もより一層厳しいものとなる中で、檀信徒が寺院に求めることも様変わりしている。寺院を支える檀信徒の宗教意識を呼び覚ますために、寺院の存在を意識させるための取り組みに果敢に挑戦できる人材を養成することは、もう既に何十年も前から宗派の喫緊の課題である。檀信徒と接する寺院の現場に必要な人材を養成するための子弟教育が何より今、必要なのである。これからの寺院が求められる課題とその寺院に必要な人材を養成するこれからの子弟教育のあり方を考察する。 |
目次 | ≪抄録≫ 65 はじめに―宗教的感動を体感する瞬間 65 1. 現代社会における寺院の置かれた状況 67 2. 檀信徒に寺院は必要なものなのか? 68 3. この社会にどんな人材、子弟教育が必要か? 69 4. 本尊への意識(帰依)、信仰の篤い空間 70 5. 教化の本質―信仰に根差した生活の質(生きる力)を向上させる 71 6. 寺院を支える檀信徒に必要な住職・教師のスキルとは? 73 7. 教相の教育カリキュラムのポイント 75 8. 事相の教育カリキュラムのポイント 76 9. 教化の教育カリキュラムのポイント 77 10. 教相・事相・教化の指導者養成について 78 11. 教師資格取得までに身につける仏教実践科目 80 12. 檀信徒の信仰育成プログラム―檀信徒の目線から……… 81 まとめ―檀信徒の目線を意識した寺檀関係(檀信徒と寺院の結びつき) 82 注記 83 |
ISSN | 02865661 (P) |
DOI | https://doi.org/10.18963/chisangakuho.68.0_065 |
ヒット数 | 195 |
作成日 | 2023.05.12 |
更新日期 | 2023.05.12 |
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