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新国訳大蔵経 中国撰述部 1-5 法華・天台部:法華玄義 III・観音玄義・法華経安楽行義 |
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著者 |
菅野博史 (譯註)=Kanno, Hiroshi (Translate and Annotate)
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出版年月日 | 2018.09.01 |
ページ | 352 |
出版者 | 大蔵出版 |
出版サイト |
https://www.daizoshuppan.jp/
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出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
シリーズ | 新国訳大蔵経 中国撰述部 |
シリーズナンバー | 5 |
資料の種類 | 書籍=Book |
言語 | 日文=Japanese |
ノート | 底本: 大正新脩大蔵経(大正新脩大蔵経刊行会刊) 索引あり NDC(9版)はNDC(10版)を自動変換した値である。 「法華玄義」は3分冊からなるもののうちの3番目である。第1,2分冊は別書誌 その他のタイトルはp15による 法華玄義: 智顗説, 観音玄義: 智顗説, 法華経安楽行義: 慧思説 (「凡例」による) |
キーワード | 法華経; 観音経; 経典; 天台宗; 仏典 |
抄録 | 『法華玄義』全三冊、待望の完結! 五重各説の第二「顕体」最終節より教判論を展開した第五「釈教相」および灌頂の「後記」までと、同じく智_の五重玄義による観世音菩薩普門品(『観音経』)を詳説した注釈書、その師・慧思の貴重な法華経観を示した著作の三典籍を収録。
天台教学の根本典籍であり、かつ古来最も読まれた法華経注釈書とされる『法華玄義』の全文を読み解いた待望の完結篇。 本書では巻九下~巻十下において、五重玄義(各説)の第二「顕体」(教えの根拠としての真理を顕らかにすること)最終節より、教主釈尊の修行とその果報を明らかにした第三「明宗」、『法華経』の衆生を救済するはたらきを示した第四「明用」、そして教判論を展開した第五「釈教相」までを説き明かし、最後に弟子の灌頂(561-632)による「後記」を付している。 併せて、同じく智_(538-597)が『法華経』の観世音菩薩普門品(『観音経』)を特に取り上げて、五重玄義により詳説した注釈書『観音玄義』二巻、その師・慧思(515-577)の貴重な法華経観を示した著作『法華経安楽行義』一巻の計三典籍を収録する。
『法華玄義』全三冊の完結篇として巻九下~巻十下と、同じ智顗の『観音経』の注釈書、その師・慧思の法華経観を示した著作を収録。
中国・隋唐代の仏教思想と実践論の一翼を担った天台教学。その根本典籍である智顗の法華経の注釈「法華玄義」(巻第9下〜巻第10下)と観音経の注釈「観音玄義」、慧思の「法華経安楽行義」の本文を訓読し、註・解題を付す。 |
目次 | 【目次】 凡 例
妙法蓮華経玄義巻第九下 第二章 体を顕わす――五重玄義(2)[続] 第七節 遍く一切の法の体と為す
第三章 宗を明かす――五重玄義(3) 第一節 宗・体を簡ぶ 第二節 正しく宗を明かす 第三節 衆経の因果の同異を論ず 第四節 麁妙を明かす 第五節 因果を結ぶ
第四章 用を明かす――五重玄義(4) 第一節 力用を明かす 第二節 同異を明かす 第三節 歴別を明かす 第一項 別して迹門を釈す/第二項 別して本門を釈す 第四節 四悉檀に対す 第五節 四悉檀の同異 妙法蓮華経玄義巻第十上
第五章 教相を釈す――五重玄義(5) 第一節 大意を述ぶ 第二節 異解を出だす――南三北七 第三節 難を明かす 第一項 南三を難ず/第二項 北七を難ず 第四節 去取を明かす 第五節 教相を判ず 第一項 大綱を挙ぐ/第二項 三文を引きて証す
妙法蓮華経玄義巻第十下 第二項 三文を引きて証す[続]/第三項 五味半満相成に約す/ 第四項 合・不合を明かす/第五項 通別等に約して料簡す/ 第六項 増数に教を明かす
章安後記 一 異聞を雑記す (一) 般若と法華の同異を辨ず/(二) 経論の諸蔵の会通を試む/(三) 四教の名義の所依を明かす/(四) 古の五時・七階の不同を破す 二 己れを述べて師を推し、前を結び後を生ず 註
観音玄義巻上 序――経題の略釈 第一章 釈名 第一節 通釈 第一項 列名/第二項 次第/第三項 解釈/第四項 料簡 第二節 別釈 第一項 観世音を明かす
観音玄義巻下 第一項 観世音を明かす[続]/第二項 普門を明かす 第二章 出体 第三章 明宗 第四章 辯用 第五章 教相 註
法華経安楽行義 一 総論――法華経の功徳 二 各論――問答 経題の解釈/六根の清浄/安楽行 註
解 題 索 引 |
ISBN | 9784804382050; 4804382054 |
ヒット数 | 505 |
作成日 | 2023.05.15 |
更新日期 | 2023.05.15 |
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